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脊柱管狭窄症でお困りの方は鍼治療へ
脊柱管狭窄症の鍼灸治療は、伝統的な東洋医学のアプローチを用いて、症状の軽減と患者の健康増進を目指すものです。以下に、脊柱管狭窄症の鍼灸治療の方法を説明します。
まず、鍼灸治療の前に、患者の状態を詳しく評価することが重要です。医師との相談を経て、適切な治療計画を立てます。治療の際には、痛みやしびれの部位、症状の程度、全身のバランスなどを考慮して個別の施術を行います。
鍼灸治療では、主に以下の手法が用いられます。
1. 鍼治療(しんちりょう): 細い針を特定の経絡(けいらく)やツボに刺激することで、エネルギーの流れを調整し、症状の緩和を図ります。脊柱管狭窄症の場合、炎症を抑える効果や筋肉の緊張を緩和する効果が期待されます。
2. 灸治療(きゅうちりょう): 艾(もぐさ)や薬草を燃やしてツボに熱を加える方法です。温熱効果によって血行を促進し、筋肉のこわばりを和らげることが狙いです。
3. 電気鍼治療: 鍼に微弱な電流を流すことで、筋肉の緊張を緩和し、痛みを和らげる効果があります。
4. 手技療法: 鍼灸師は、指圧やマッサージなどの手技を用いて、筋肉や関節の状態を改善し、痛みを緩和します。
5. 運動療法: 患者に適切なストレッチやエクササイズを指導し、姿勢の改善や筋力の増強をサポートします。
治療の進行に合わせて、定期的なフォローアップを行い、症状の変化や効果を評価します。ただし、鍼灸治療は個人差があり、すぐに効果が現れる場合もあれば、継続的な施術が必要な場合もあります。また、鍼灸治療を行う際には、主治医との連携が大切であり、適切な診断と治療を受けることが重要です。
最終的な効果には個人差があるため、患者は継続的なコミットメントを持ちながら、専門家の指導に従って治療を受けることが肝要です。治療の過程で症状が改善されることを期待しつつも、安全性と専門的なケアを重視することが大切です。
肩こりと鍼灸治療
肩が痛い、なんとなく重い感じがする…、なんとなく肩が張っている感じがする…など、さまざまな症状がある肩こり。国民生活基礎調査(2019年)によると、女性の有訴者率(病気やけが等で自覚症状のある者の割合)は、肩こりが第1位です。男性では、腰痛に次いで肩こりが第2位です。つらい症状で慢性的に悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
主な原因は、血行障害?!
血行障害を引き起こす原因はさまざまです。
①筋肉疲労
・長時間にわたる不自然な姿勢(デスクワーク、スマホ、ショルダーバッグなど)
人間の頭の重量は、体重の約5㎏(体重の約10%)もあります。同じ姿勢を続けていると、僧帽筋、肩甲挙筋、大菱形筋、小菱形筋、棘上筋、脊柱起立筋、後頭下筋群などに負担がかかります。疲労した筋肉は硬くなり血管を圧迫します。また、疲労して炎症を起こした筋肉は、痛みの原因物質となるプロスタグランジンを発生するので不快感もともないます。
・過度な運動
過度な運動により、筋肉が緊張、炎症、収縮と弛緩のアンバランスなどにより、筋肉は硬くなり、血管を圧迫して血流が低下する。
・不良姿勢(猫背、前かがみ、なで肩など)
猫背と前かがみは、頭が前に突出した姿勢なので、首の後ろの筋肉に大きな負担がかかります。なで肩は、筋力が弱く、肩甲骨が下がりやすくなり、肩甲骨周りの筋肉が引っ張られるため、負担がかかります。
②自律神経の不調
・ストレス
ストレスを受けると交感神経が優位な状態になり、血管が収縮して血流が低下する。
・更年期、月経期
更年期と月経期は、エストロゲンホルモン(卵胞ホルモン)が急激に減少します。エストロゲンの減少により、自律神経のバランスが乱れて血液循環が悪くなる。
③神経障害
・硬直した筋肉による血管、末梢神経の圧迫により、血流が低下する。
④その他
・エアコンの冷え
冷房で体が冷えると、身体が縮まるように力が入り、筋肉の緊張が続き、血流が低下する。また、必要以上に体温が下がらないように血管を収縮させ、血流が低下する。
・胸郭出口症候群
胸郭出口症候群とは、首と胸の間にある胸郭出口で神経や血管が筋肉や骨で圧迫されて、肩こりや、肩から指先にかけてしびれや痛み、握力低下などを自覚する状態です。
・内臓の異常
内臓疲労や内臓疾患など内臓の異常が原因の肩こりもあります。「内臓体制反射」により、内臓で起こった異常が筋肉の緊張が起こります。緊張持続により、硬くなった筋肉が血管を圧迫して、血流の低下がおこります。
心筋梗塞、狭心症などが原因の肩こりもあります。心配な方は、医療機関の受診をお勧めします。
鍼灸による治療と予防
症状が長引くと短期間で症状を改善することが難しくなることもあります。定期的に鍼灸治療を行うことにより、肩こりの改善と予防につなげることができます。もう少し肩こりについて知りたい方は、ハリプラスにお越しください。ストレッチなどご自宅でのセルフケアもご説明させていただきます。
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生理痛(月経痛)・生理不順と鍼灸治療
生理痛(月経痛)とは
生理中は、厚くなった子宮内膜を血液とともに身体の外に出すため子宮を収縮させる働きがあります。この時に過剰に子宮が収縮することで生理痛(月経痛)が起きると言われています。
生理痛(月経痛)・生理不順の原因
1.過剰にプロスタグランジンが分泌される
プロスタグランジンが過剰に分泌されると子宮の収縮が強くなり陣痛のような下腹部痛や腰痛が起こります。またプロスタグランジンは痛みの発痛物質でもある為、頭痛、発熱などを強く引き起こす原因にもなります。
2.子宮内膜が厚くなる
子宮内膜が厚くなると痛みの発痛物質のプロスタグランジンの分泌が多くなる為、生理痛(月経痛)が酷くなります。
3.子宮口が狭い
若い女性や出産経験のない女性は子宮口が狭くなっていることがあり経血をうまく排出できないことがあります。うまく排出できない為、溜まった経血を頑張って出そうとする際に子宮を過剰に収縮させる為、生理痛(月経痛)が起こります。
4.精神的・身体的ストレス
月経周期(生理不順)は脳にある視床下部が大きく関わってきます。視床下部の役割は女性ホルモン分泌調整と自律神経調整を行っております。精神的・身体的ストレスが身体に加わると視床下部の自律神経調節がうまく働かなくなり女性ホルモン分泌調整が正常に働かなくなります。自律神経の不調に視床下部が働き過ぎ疲れてしまうことが問題なのです。
5.鉄の不足
生理不順は鉄分が不足していても起こります。特にスポーツをしている女性に起こりやすいです。長時間身体を動かしていると身体の赤血球が壊されていきます。赤血球にはヘモグロビンが含まれており鉄の構成物質でもある為、ヘモグロビンが減少すると鉄不足になります。
鉄不足による不調
生理不順の原因不明な症状の一つが鉄不足によるものです。近年、身体を動かすことが健康にいいとされていますが生理の血の量が少なかったり、生理不順による身体の不調を訴える女性が多くなってきています。まず、月経異常があれば身体を動かすよりも先に鉄分を補充するべきです。鉄不足による不調は頭痛、動悸、めまい、立ちくらみ、だるさ、朝起きられない、異食症、集中力低下など様々あります。似たような症状があるならば鉄を補ってみてください。
生理痛・生理不順の鍼灸治療
生理痛や生理不順の鍼灸治療は自律神経を整えていくように治療を行っていきます。視床下部の自律神経調節の負担を減らし視床下部の性ホルモンに対する働きを正常にしていくことが大切なのです。性ホルモンが正常に働いてくれれば生理痛や生理不順の調子を整えることができ改善していくと思います。痛み止めなどの薬に頼りたくない場合は身体を整えて症状を抑えていきましょう。
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顎関節症と鍼灸治療
顎関節症とは
顎関節を動かす(口を開ける)ことにより痛みが出ることを言います。
顎関節症は2種類に分けられます
顎関節症の痛みの問題は2種類に分けることができます。1つ目が顎関節事態に問題があるという事です。これは、顎関節のクッションの役割がある関節円板の働きが低下したために関節の動きが悪くなり痛みがでるという事です。関節円板が悪くなることで、口が開けれなくなる、顎関節から音が鳴ると言った症状が出てきます。2つ目が顎関節を動かすための筋肉に問題があるという事です。顎関節を動かす筋肉を咀嚼筋と言います。この咀嚼筋は4つの筋肉(咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋)により構成されます。顎関節症は主に咀嚼筋の咬筋、側頭筋の筋肉が硬くなることにより症状が出てきます。筋肉が硬くなると口を開けたときに痛みがでる症状が現れます。
顎関節症の原因
顎関節症の原因は嚙み合わせの悪さ、顎関節の構造が弱い、ストレスや不安から起きる過緊張、睡眠時の歯ぎしりや食いしばり、片側の歯で食べ物を食べる噛み癖など様々な原因により起こります。
顎関節症に対する鍼灸治療
顎関節症に対する鍼灸治療は筋肉に対してアプローチしていきます。嚙み合わせの悪さ、過緊張、歯ぎしり、食いしばり、噛み癖による筋肉の張りなどは筋肉の疲れや過緊張から痛みを生じることが多いので悪さをしている筋肉に鍼灸治療をすることで少しずつ改善していきます。顎関節症の開口障害も同様の鍼灸治療をすることで良くなっていきます。女性の顎関節症は顎だけの症状だけではなく顔が大きく見えてくるので症状を改善していくと小顔効果もあります。
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ギックリ腰と鍼灸治療
急性腰痛のことを通称「ギックリ腰」と言っております。ギックリ腰は何の前触れもなく起きる人と腰に違和感があり起きる人と分かれます。基本的に腰痛持ちに起きやすいので、定期的に鍼灸治療を行うといいと思います。
ギックリ腰とは
ギックリ腰は突然動けなくなるぐらいの痛みを伴うことを言います。ギックリ腰の原因部位としては、筋肉・靭帯などの軟部組織、椎間関節、椎間板、椎骨、内臓疾患からの関連などが考えられています。しかし、実際にはこうした部位診断が可能な割合は腰痛患者全体の10%程度とされており、現在は原因不明な腰痛が大半です。原因が明確な腰痛には、高齢者に多い胸腰椎圧迫骨折、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、脊髄腫瘍などの腰椎に問題がある症状と乳がん、肺がん、尿路結石、腹部大動脈瘤などの放散痛が原因により痛む腰痛があります。ギックリ腰の大半が1ヶ月以内で改善するが、約20%が3ヶ月以上持続し慢性化すると言われております。
ギックリ腰の種類
・非炎症性のギックリ腰
非炎症性のギックリ腰は、筋肉の血液循環障害よ痙攣に伴う虚血など機能的(可逆的)病態によって発生する。この病態とは、その筋肉の局所の鍼灸治療により異常な状態を改善しギックリ腰の軽減・緩和ができます。
・筋疲労によるギックリ腰
筋疲労による腰痛を生じた場合、原因を質問すると同じ姿勢を長時間保持していた、普段しなかった姿勢や作業をしたというケースが多かったです。痛みを訴える場所も腰の筋肉全体という方が多いです。ギックリ腰の痛みは漠然とした筋肉全体のことが多くどこが痛いのか分からなくなるのも特徴のひとつかもしれません。
・炎症性ギックリ腰
炎症性ぎっくり腰は、筋肉に強い収縮や張りが持続的または頻繁に起きることにより椎間関節に圧力が加わり椎間関節などの組織に炎症が起き、痛みを伴います。
・筋膜や筋肉の損傷によるギックリ腰
筋膜や筋肉の損傷によるギックリ腰は、重たいものの挙上や不意の動作、普段しない動作の繰り返しなどで特定の筋膜や筋肉に過剰な負荷を与えた場合、普段の日常動作で姿勢が良くなかった場合、筋力が乏しい場合には筋膜や筋肉の損傷をもたらしギックリ腰を発症する。
ギックリ腰の鍼灸治療
ギックリ腰の鍼灸治療は、炎症を抑えることで症状を改善していきます。基本的に筋肉や筋膜の炎症と血行障害によって起きることが多いので、問題の筋肉や筋膜に鍼灸治療を行うことによりギックリ腰の症状が改善していきます。ギックリ腰の場合、発症してからすぐに鍼灸治療を行うと早めに改善することが多いです。仕事や日常生活を快適に過ごしたい方は早めの治療をおすすめ致します。
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ドライアイ・眼精疲労の鍼灸治療
眼精疲労とは
最近の眼精疲労は画面を見続けるデスクワークやスマートフォンのやり過ぎなどで起こることが多いです。パソコンやスマートフォンなどのLEDライトが目には良くありません。多分ですが、将来の近視や失明率はもっと多くなると思うので早めに目の鍼灸治療を行い予防することをおすすめ致します。あと眼精疲労が強い人の特徴が頭痛、首こり、肩こりのどれかの症状ががあるまたは全部の症状があると言う人が多いです。画面を見続けることに原因があり、首がストレートネックになっていることが問題です。ストレートネックになることにより、目にいく血液の流れが悪くなり眼精疲労が現れます。
ドライアイとは
涙の乾燥を防ぐ角膜表面の油の量が減ることで、涙が乾燥したり、涙の分泌自体が減り乾燥したりする、もしくは炎症などにより涙の質が低下することによって目の表面を潤し正常な角膜表皮細胞を保つ力が低下した状態などを言います。日本では約800万~2200万人のドライアイの患者さんがいるとされ、事務職の3人に1人がドライアイという報告もあります。
ドライアイの原因
ドライアイになるのは、従来は涙の分泌が少ないことが主な原因だと考えられていました。しかし最近の研究では、涙の分泌が少ないのはせいぜい1割ほどとされています。涙を角膜表面に保つための油の成分がとても重要なんですが、この油の成分を出す瞼のマイボーム腺の異常が、ドライアイの原因の8割と言われております。角膜を覆う十分な油の供給が少なくなり、すぐに角膜が乾燥してしまい、角膜上皮が障害されるというわけです。さらに残りの1割の原因として従来ではあまり注目されていなかった、目の炎症によるドライアイも多く報告されてるみたいです。現在ドライアイ治療の中でも、従来の日本で言われていたのと異なり、炎症によるものやマイボーム腺異常による角膜表面の保護をする油成分不足が想像以上に多くなってきています。逆を言えば、従来の日本のドライアイ治療のほとんどであった、涙の不足を解消するために涙に近い成分の眼薬をするという治療は、ほとんど効果がないのかもしれません。
ドライアイになりやすい人
・高齢者
・女性
・PCやスマートフォンを長時間する人
・一日中、エアコンの部屋にいる人
・喫煙者
ドライアイと眼精疲労の鍼灸治療
ドライアイや眼精疲労はパソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けることにより症状が現れることが多いです。画面をを長時間見続けると目に対しての血液の流れが悪くなってしまいます。元々、目は血液の流れが悪い臓器のひとつです。血液の流れが悪い臓器に対してさらに画面を見ることで症状を悪化させています。鍼灸治療を行うことにより目に対しての血液の巡りが良くなりドライアイや眼精疲労が良くなっていきます。
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パーキンソン病と鍼灸治療
パーキンソン病とは?
パーキンソン病は、中脳黒質のドーパミンの有神経細胞が変性・脱落する(神経細胞が死んでしまう)ことにより線条体のドーパミン濃度が低下し、4大運動症状(振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害)を中心とした特有の症状が出現する疾患です。
パーキンソン病の病態
人の中脳黒質には約20万個のドーパミンの有神経細胞があると言われていますが、加齢とともに徐々に減少していきます。さらに神経細胞の減少に伴って投射先である線条体のドーパミン濃度が低下します。この中脳黒質にあるドーパミンの有神経細胞数、線条体ドーパミン量が約20%以下にまで低下するとパーキンソン病を発症します。これらは生理的に20歳代から非常にゆっくりと低下し、正常老化では100歳~120歳で20%以下になるが、パーキンソン病では、遺伝的素因、環境要因などの多くの要因が重なって、30歳代、40歳代から比較的急速に低下し、50~60歳代で20%以下になる為、その年代でパーキンソン病になってしまいます。
この様にパーキンソン病に至る病態としては、ドーパミンの有神経細胞の変性・脱落がその根本であることが判明していますが、神経細胞の死がどのような原因・機序で起こってくるかはまだ完全にはわかっていません。
パーキンソン病の特徴
パーキンソン病は特徴的な症状が現れます。
1.顔の表情が乏しく顔の動きが少なくなってきます。(仮面様顔貌)
2.姿勢が前傾前屈になり、それに加えて肘、膝などの関節が屈曲してくる。
3.歩き始めときに足の歩幅が狭くなり突進していく。(小刻み歩行、すくみ足)
歩行のとき、下肢の動きをみるのは重要ですが、同時に腕の振りにも特徴的な症状が出てきます。パーキンソン病の初期症状は必ず左右差がある為、どちらかの腕の振りが小さくなります。
4.安静時のときに起こる安静時振戦
5.動作が遅くなる(無動)
パーキンソン病の無動チェック
・寝返り、寝起きに以前より時間がかかる。
・服の着替えをするのに以前より時間がかかる。
・ボタンをとめたり、靴の紐を結んだりするのが下手になった。
・歩き始めがスムーズに行かなくなった。
パーキンソン病の症状に気がつかない患者が多いため、周りの方たちが上記の異変に気づいたらまずは疑いを持ってください。
鍼灸治療
パーキンソン病は、脳内のドーパミンが低下することにより症状が出てくる為、脳内の血中ドーパミン濃度を増やすように鍼灸治療していきます。ハリプラス鍼灸院のパーキンソン病の鍼灸治療は頭皮から腰まで鍼をしていきます。頭皮に鍼をしていくのは、パーキンソン病の患者の改善例が多かったためにやっていきます。あとは全身の血液循環をよくし、自律神経を整えることにより症状の進行を遅らしていき日常生活を快適に過ごせれるようしていきたいと思っております。ハリプラス鍼灸院では、鍼灸治療以外にも取り組んでもらいたいことがあるので当院に治療しにきた方々にアドバイスをできればと思っております。
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膝痛(変形性膝関節症)の鍼灸治療
すべては二足歩行から膝痛は始まった
人が二足歩行を始めたことにより、膝関節には過大な負荷がかかるようになった。
膝に負担がかかり過ぎ
人が社会生活を営み、スポーツを楽しみことによって膝への負担はさらに大きくなった膝は二本足生活での大きな可動域と負荷に耐える為に、膝関節の周囲筋は非常に発達し、複雑な構造になっていきました。人の下肢の筋肉、特に膝を伸ばす役割の大腿四頭筋の発達は特徴的である。しかし筋肉が発達したからと言っても膝に負担がかかることには変わりはない。日本国人の6人に1人は関節の痛みを持っていると言われ、なかでも膝関節の痛みは最も頻度が高いと言われています。膝痛は加齢とともに増加し、50歳以上では半数が経験しているという報告もあります。
膝痛(変形性膝関節症)発生のメカニズム
軟骨のすり減りが原因で起こる関節炎は、関節内疼痛が刺激となって関節全体の膝痛を引き起こします。このような関節炎が繰り返し起これば、関節軟骨のすり減りが急速に進みます。それでは、なぜ軟骨がすり減るのか。関節症の素因としてあげられるのは、女性であること、家族素因などの遺伝的背景が認められます。そのような背景をもっている人が、重労働や激しい運動を行うと関節軟骨のすり減りが早いです。また肥満は過重負荷を基本的に増大させる為、軟骨すり減りの危険因子です。軟骨すり減りによって起こる関節炎が、関節周囲の線維化の原因となり、さらに膝痛(変形性膝関節症)を悪化させていきます。
軟骨をすり減らす危険因子
1.高齢者 2.女性 3.家族素因の遺伝的背景 4.重労働や激しいスポーツ
5.肥満 6.内反変形 7.膝外傷
膝痛(変形性膝関節症)の症状
・膝の痛みと関節可動域制限
・最初は立ち上がりや歩き始めに痛みを感じるほどだが、進行するにつれ持続性の強い痛みとなる
・炎症を起こすと関節の腫脹がみられる
・骨の変形が進むと関節の変形や内反膝(O脚)が目立ち、歩行困難になる。
膝痛の鍼灸治療
膝痛(変形性膝関節症)は、膝関節の安定性が失われていくことにより、筋肉に負担がかかり色々なところに痛みを生じます。関節の変形を鍼灸治療で治すことはできませんが痛みを取ることはできます。膝関節の安定性を守るために筋肉が硬くなっていき、圧痛点が出てきます。この圧痛点は、人によって様々な場所に出る為、的確な位置で鍼灸治療を行わないと痛みは取れていきません。筋肉の圧痛点をなくしていくことにより、膝関節の安定性が戻っていき炎症が抑えられていきます。膝痛の場合は、慢性的な痛みとの戦いなので、ずっと通っていくしか痛みを抑えららません。
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美容鍼で赤ちゃん肌へ!!
お顔の肌は何歳からでも若返ります。肌の老化現象は30代から始まりますが、しっかりと治療をしていけば肌の細胞は若々しくなり、何歳になろうが、若く見られます。手遅れにならない為にも、早めに美容鍼を行いましょう。
紫外線や加齢によってなぜ、老化してしまうのか?
なぜ、肌は老化してしまうのでしょうか?その原因は活性酸素です。活性酸素が多く生み出されると、肌の細胞が傷つき老化を招いてしまいます。活性酸素は様々なことにより生み出されます。例えば、紫外線やストレス、喫煙、激しい運動などにより活性酸素が発症します。活性酸素を除去するためには、抗酸化物質を身体の中で増やす必要があります。抗酸化作用がある栄養素は、ビタミンC、ビタミンE、ミネラル、ポリフェノールなどですが、糖質を摂取してしまっていては効果はないので気をつけてください。
化粧水や乳液などでは肌は若返りません
肌を綺麗に保つために、化粧水・乳液・美容液・クリームなどを使用している人は多くいますが、化粧品が届くのは肌の表皮までで、本当にケアをしたい真皮層までは届かないのです。美容鍼では、真皮層まで直接アプローチでき、肌を活性化させられます。
紫外線によるメラニンの増加がシミの原因
シミの種類は様々あります。女性ホルモンが原因と言われる肝斑、遺伝性で幼少期からみられるそばかす、シミで一番多い老人性色素班、老人性イボの脂漏性角化症、炎症(ニキビ、虫刺され、やけどなど)で沈着した炎症後色素沈着などがあげられます。
では、なぜ紫外線が原因でシミになっていくのか。肌のバリア機能を担っている表皮は、上から角質層、顆粒層、有棘層、基底層となっており、一番下の基底層はメラノサイトからなっております。紫外線を浴びると、このメラノサイトでメラニン色素が生成され、メラニン色素が紫外線から肌を守ってくれて、その後、表皮が剥がれ落ちて垢になります。しかし、約28日周期で新しい肌に生まれ変わる、肌のターンオーバーが加齢、ストレス、喫煙、疲れなどによって遅くなってくると、メラニン色素が排出されなくなり、蓄積していきシミになるのです。
美容鍼が肌の若返りを促進しシミを予防
シミ予防をする為に最近、お医者さんからも美容鍼がおすすめされています。肌の生まれ変わりがスムーズに行えなくなることにより、メラニン色素が蓄積し、シミの原因になることを前の文章でお伝えしました。では、どうすれば肌の生まれ変わりがスムーズに行えるようになるのか。それは、美容鍼です!!顔に鍼をすることで、血行を改善し、肌の新陳代謝が上がることにより、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が早くなるのです。肌の生まれ変わりは、28日間で行えることが理想のサイクルと言われております。しかし、40代になると平均で75日間かかるので、シミやしわが出来やすくなります。年齢とともに細胞が増える力と角質を剥がす力が低下し、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)に時間がかかります。なので、年齢を重ねても若い肌でいたい方は、美容鍼をして肌の生まれ変わり(ターンオーバー)のサイクルを早くしていかなくてはいけません。
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めまいや立ちくらみは鍼灸治療で改善
めまいや立ちくらみはデスクワーク、長時間の運転などが原因で起きていることはご存じですか?めまいや立ちくらみは脳に血液が送りにくくなることによって起きていることがあります。
めまいとは
めまいとは、自分ないしないしは周囲のものが動いてないのに動いてるように感じる錯覚または異常感覚で、空間認識の破綻した状態です。
めまいの原因には前庭と中枢があります
めまいの原因には様々なものがあります。大きく分けると、末梢前庭性めまい・中枢前庭性めまい・非前庭性めまいがあります。
1.末梢前庭性めまい:蝸牛や三半規管を中心とする内耳の障害によって出現するものです。
2.中枢前庭性めまい:脳幹や小脳を中心とする中枢性の障害によって引き起こされます。
3.非前庭性めまい:視性、体性感覚、全身疾患、心因的なものによるめまいです。
めまいは回転性とふらつきで大別できます
めまいの症状としては、ぐるぐるする・ふわふわする・ぐらぐらする・意識が遠のくなど様々な感覚がありますが、これらは全て個人の感覚であり、これだけではめまいと診断することは難しいです。しかし大まかには判断できます。ぐるぐる回るめまいの多くは、末梢前庭性めまいで、ふらふらするやぐらぐらするめまいは中枢前庭性めまいと考えることができます。
・末梢前庭性めまい:内耳障害が問題で起きますが、人間には左右に内耳があり、片側が障害されると急激に左右の内耳間のバランスが崩れ、激しいぐるぐると回るめまいが起きると考えられています。
・中枢前庭性めまい:原因となる脳幹、小脳が身体の中心に存在する為、ふらふら・ぐらぐらと言った比較的落ち着いためまいとなる事が多いと考えられています。
鍼灸では脳底動脈循環不全のめまいが効果的
椎骨脳底動脈不全症は、一過性の脳虚血発作のひとつです。椎骨脳底動脈は、左右の椎骨動脈が頭部で一本となり、脳底動脈となります。椎骨脳底動脈は、脳幹や小脳に栄養を送る動脈なのでこの動脈の循環障害が起きるとめまいが現れます。脳底動脈の循環を悪くする要因が4つあります。
1.血液事態に問題があり、そのために循環が悪化するもの。これは、血液がドロドロの状態であり、高脂血症によって血液成分内の脂質が上昇した状態、脱水などによる血液の濃度状態などが考えられます。
2.血管事態に問題がある。脳底動脈の走行は、人によって非常に個人差があると言われておりますが、血管の蛇行や屈曲、狭窄など血管事態の問題が血液の循環を悪くさせます。
3.血管に対する圧迫が問題となる。椎骨動脈は頸椎内を走行するため、頸椎の変形などの骨の変化によって循環が悪化します。
4.筋肉が硬くなることが問題となる。首の筋肉が硬くなることによって、頸椎が前傾(ストレートネック)となり椎骨動脈の循環障害が起きめまいが現れます。
めまいに対しての鍼灸治療
鍼灸治療では、椎骨動脈の循環障害を良くしていき改善します。首の筋肉が硬くなることにより、頸椎が前傾(ストレートネック)となり椎骨動脈の循環が悪くなります。鍼灸治療は、硬くなっている筋肉に対して直接刺激ができるので、早く筋肉がほぐれ首の姿勢が改善され、血液の流れがよくなりめまいが改善されていきます。
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