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眼精疲労でお悩みの方は鍼治療へ

2023-08-12

鍼灸治療は、古代中国から伝わる伝統的な医療方法であり、眼精疲労の改善にも効果があるとされています。眼精疲労は、長時間のデジタルデバイスの使用や近くの物を見る作業などによって引き起こされる症状で、目の疲れやかすみ、頭痛などを伴います。以下に、鍼灸治療を用いて眼精疲労を改善する方法を詳しく説明します。

1.      ツボの活用:鍼灸治療では、特定のツボに鍼を刺すことで体のエネルギーバランスを調整します。眼精疲労の改善には、目に関連するツボを活用することが効果的です。代表的なツボとして、太陽穴(太陽対穴)や目頭(承泣)などがあります。これらのツボに刺激を与えることで、眼の疲れを軽減し、血流やエネルギーの流れを促進します。

2.      眼の周りの筋肉へのアプローチ:鍼灸治療では、経絡(気の通り道)やツボに刺激を与えることで、特定の部位や器官への影響を与えることができます。眼精疲労の場合、眼の周りにある筋肉や経絡にアプローチすることで、筋肉の緊張を緩和し、目の疲れを緩和する可能性があります。

3.      全身の調整:鍼灸治療は、体のエネルギーバランスを整える目的で行われることが多いです。眼精疲労の改善においても、全身のバランスを整えることが重要です。身体の他の部位や臓器にもアプローチすることで、眼の疲れだけでなく、全体的な健康状態の改善に寄与する可能性があります。

4.      カウンセリングと個別施術:鍼灸治療では、個人の状態や症状に合わせて施術内容をカスタマイズすることが一般的です。眼精疲労の原因や症状の程度に応じて、適切なツボやアプローチを選定し、個別の施術プランを立てることが大切です。カウンセリングを通じて、施術者とのコミュニケーションを図り、最適な施術を受けることが肝要です。

5.      継続的なケア:鍼灸治療の効果は一度の施術で完全に現れることは少なく、複数回の施術が必要な場合があります。眼精疲労の改善においても、定期的な鍼灸セッションを受けることで、持続的な効果を実感することができるでしょう。継続的なケアが眼の健康をサポートし、疲労感の軽減やストレスの緩和に寄与する可能性があります。

総括すると、鍼灸治療は眼精疲労の改善に有効な手段として考えられています。専門的な施術者によるカウンセリングと適切な施術を受けることで、眼の疲れや不快感を軽減し、健康な目の状態を維持する一助となるでしょう。ただし、医療アドバイスを専門家に相談することも大切です。

美容鍼とターンオーバー

2023-08-12

美容鍼のターンオーバー効果とは、皮膚細胞の新陳代謝が活性化され、健康的な肌細胞がより迅速に生成・更新される効果を指します。この効果により、肌の外観や質感が向上し、くすみや肌荒れなどのトラブルの改善が期待されるのです。

皮膚は常に細胞の生成と老廃物の排出が繰り返されており、これを皮膚のターンオーバーと呼びます。しかし、年齢や環境要因の影響によってこのターンオーバーが遅くなることがあり、古い細胞が滞留して肌がくすんだり、トラブルが発生しやすくなることがあります。美容鍼は、皮膚のターンオーバーを活性化させることで、これらの問題を改善し、健康的な輝きを取り戻す手助けをするのです。

美容鍼がターンオーバーに与える影響は複数の要因によってもたらされます。まず、鍼が皮膚に微細な刺激を与えることで、局所的な炎症反応が引き起こされます。この炎症反応により、免疫系が活性化し、傷ついた部位の修復が始まります。新しい細胞の生成と老廃物の排出が活発化することで、ターンオーバーが促進されるのです。

また、美容鍼が刺激を与える際に、経絡やツボに働きかけることで、全身のエネルギーバランスが調整されます。これにより、体内の循環や代謝が改善され、栄養素や酸素が効率的に皮膚に供給される状態が作られます。これによって、皮膚細胞の新陳代謝が活発化し、健康な肌細胞が生成される速度が向上するのです。

美容鍼のターンオーバー効果は個人差がありますが、継続的な施術によって徐々に肌の質感や外観が改善されることが多いです。ただし、美容鍼は専門的な知識を持つ施術者によって行われるべきであり、自己流での試みは避けるべきです。適切なアフターケアや健康的な生活習慣との組み合わせが、より効果的な結果をもたらすことに注意が必要です。

自律神経失調症でお悩みの方は鍼治療へ

2023-08-12

自律神経失調症の鍼灸治療は、身体のバランスを整え、神経系の調節機能を向上させるためのアプローチです。以下に、自律神経失調症の鍼灸治療の方法を詳しく説明します。

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、さまざまな症状を引き起こす状態です。鍼灸治療は、神経系の調節を目指して以下の手法が用いられます。

1.      鍼治療(しんちりょう): 鍼を特定のツボに刺激することで、神経の調節を促進します。交感神経と副交感神経のバランスを整え、症状の改善を図ります。特に、心拍数や血圧の調節に影響を与えるツボが重要です。

2.      灸治療(きゅうちりょう): 温熱効果を活用し、副交感神経の活性化をサポートします。ツボに温熱を加えることで、リラックス効果や血流改善が期待されます。

3.      呼吸法とリラクゼーション: 鍼灸師は、深い呼吸法やリラクゼーション法を指導し、神経系の調整をサポートします。適切な呼吸によって副交感神経を優位にし、リラクゼーションによってストレスを軽減します。

4.      食事と生活指導: 鍼灸治療の一環として、健康的な食事や生活習慣のアドバイスが行われます。栄養バランスを整え、規則正しい生活を送ることで、神経系の安定をサポートします。

5.      運動療法: 適度な運動は交感神経と副交感神経の調整に役立ちます。患者に合った運動プランを提案し、身体のバランスを整えることを目指します。

6.      ストレス管理: ストレスは自律神経に大きな影響を与えます。鍼灸治療では、ストレスを軽減する方法や心理的なサポートを提供し、神経系の調節を支援します。

鍼灸治療の効果は個人差がありますが、継続的な施術と専門家の指導によって症状の緩和が期待されます。ただし、自律神経失調症の治療は繊細であり、患者の状態に合わせたカスタマイズされたアプローチが重要です。医師との連携を保ちながら、安全性と効果を考慮した治療を受けることが大切です。治療の過程で自身の体の変化を注意深くモニタリングし、専門家と協力して健康なバランスを取り戻すことを目指しましょう。

脊柱管狭窄症でお困りの方は鍼治療へ

2023-08-12

脊柱管狭窄症の鍼灸治療は、伝統的な東洋医学のアプローチを用いて、症状の軽減と患者の健康増進を目指すものです。以下に、脊柱管狭窄症の鍼灸治療の方法を説明します。

まず、鍼灸治療の前に、患者の状態を詳しく評価することが重要です。医師との相談を経て、適切な治療計画を立てます。治療の際には、痛みやしびれの部位、症状の程度、全身のバランスなどを考慮して個別の施術を行います。

鍼灸治療では、主に以下の手法が用いられます。

1.      鍼治療(しんちりょう): 細い針を特定の経絡(けいらく)やツボに刺激することで、エネルギーの流れを調整し、症状の緩和を図ります。脊柱管狭窄症の場合、炎症を抑える効果や筋肉の緊張を緩和する効果が期待されます。

2.      灸治療(きゅうちりょう): 艾(もぐさ)や薬草を燃やしてツボに熱を加える方法です。温熱効果によって血行を促進し、筋肉のこわばりを和らげることが狙いです。

3.      電気鍼治療: 鍼に微弱な電流を流すことで、筋肉の緊張を緩和し、痛みを和らげる効果があります。

4.      手技療法: 鍼灸師は、指圧やマッサージなどの手技を用いて、筋肉や関節の状態を改善し、痛みを緩和します。

5.      運動療法: 患者に適切なストレッチやエクササイズを指導し、姿勢の改善や筋力の増強をサポートします。

治療の進行に合わせて、定期的なフォローアップを行い、症状の変化や効果を評価します。ただし、鍼灸治療は個人差があり、すぐに効果が現れる場合もあれば、継続的な施術が必要な場合もあります。また、鍼灸治療を行う際には、主治医との連携が大切であり、適切な診断と治療を受けることが重要です。

最終的な効果には個人差があるため、患者は継続的なコミットメントを持ちながら、専門家の指導に従って治療を受けることが肝要です。治療の過程で症状が改善されることを期待しつつも、安全性と専門的なケアを重視することが大切です。

肩こりと鍼灸治療

2021-03-20

肩が痛い、なんとなく重い感じがする…、なんとなく肩が張っている感じがする…など、さまざまな症状がある肩こり。国民生活基礎調査(2019年)によると、女性の有訴者率(病気やけが等で自覚症状のある者の割合)は、肩こりが第1位です。男性では、腰痛に次いで肩こりが第2位です。つらい症状で慢性的に悩んでいる方が多いのではないでしょうか?

 

主な原因は、血行障害?!

血行障害を引き起こす原因はさまざまです。

①筋肉疲労

・長時間にわたる不自然な姿勢(デスクワーク、スマホ、ショルダーバッグなど)

人間の頭の重量は、体重の約5㎏(体重の約10%)もあります。同じ姿勢を続けていると、僧帽筋、肩甲挙筋、大菱形筋、小菱形筋、棘上筋、脊柱起立筋、後頭下筋群などに負担がかかります。疲労した筋肉は硬くなり血管を圧迫します。また、疲労して炎症を起こした筋肉は、痛みの原因物質となるプロスタグランジンを発生するので不快感もともないます。

・過度な運動

過度な運動により、筋肉が緊張、炎症、収縮と弛緩のアンバランスなどにより、筋肉は硬くなり、血管を圧迫して血流が低下する。

・不良姿勢(猫背、前かがみ、なで肩など)

猫背と前かがみは、頭が前に突出した姿勢なので、首の後ろの筋肉に大きな負担がかかります。なで肩は、筋力が弱く、肩甲骨が下がりやすくなり、肩甲骨周りの筋肉が引っ張られるため、負担がかかります。

②自律神経の不調

・ストレス

ストレスを受けると交感神経が優位な状態になり、血管が収縮して血流が低下する。

・更年期、月経期

更年期と月経期は、エストロゲンホルモン(卵胞ホルモン)が急激に減少します。エストロゲンの減少により、自律神経のバランスが乱れて血液循環が悪くなる。

③神経障害

・硬直した筋肉による血管、末梢神経の圧迫により、血流が低下する。

④その他

・エアコンの冷え

冷房で体が冷えると、身体が縮まるように力が入り、筋肉の緊張が続き、血流が低下する。また、必要以上に体温が下がらないように血管を収縮させ、血流が低下する。

・胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは、首と胸の間にある胸郭出口で神経や血管が筋肉や骨で圧迫されて、肩こりや、肩から指先にかけてしびれや痛み、握力低下などを自覚する状態です。

・内臓の異常

内臓疲労や内臓疾患など内臓の異常が原因の肩こりもあります。「内臓体制反射」により、内臓で起こった異常が筋肉の緊張が起こります。緊張持続により、硬くなった筋肉が血管を圧迫して、血流の低下がおこります。

心筋梗塞、狭心症などが原因の肩こりもあります。心配な方は、医療機関の受診をお勧めします。

 

鍼灸による治療と予防

症状が長引くと短期間で症状を改善することが難しくなることもあります。定期的に鍼灸治療を行うことにより、肩こりの改善と予防につなげることができます。もう少し肩こりについて知りたい方は、ハリプラスにお越しください。ストレッチなどご自宅でのセルフケアもご説明させていただきます。

 

 

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生理痛(月経痛)・生理不順と鍼灸治療

2021-02-26

生理痛(月経痛)とは

生理中は、厚くなった子宮内膜を血液とともに身体の外に出すため子宮を収縮させる働きがあります。この時に過剰に子宮が収縮することで生理痛(月経痛)が起きると言われています。

生理痛(月経痛)・生理不順の原因

1.過剰にプロスタグランジンが分泌される

プロスタグランジンが過剰に分泌されると子宮の収縮が強くなり陣痛のような下腹部痛や腰痛が起こります。またプロスタグランジンは痛みの発痛物質でもある為、頭痛、発熱などを強く引き起こす原因にもなります。

2.子宮内膜が厚くなる

子宮内膜が厚くなると痛みの発痛物質のプロスタグランジンの分泌が多くなる為、生理痛(月経痛)が酷くなります。

3.子宮口が狭い

若い女性や出産経験のない女性は子宮口が狭くなっていることがあり経血をうまく排出できないことがあります。うまく排出できない為、溜まった経血を頑張って出そうとする際に子宮を過剰に収縮させる為、生理痛(月経痛)が起こります。

4.精神的・身体的ストレス

月経周期(生理不順)は脳にある視床下部が大きく関わってきます。視床下部の役割は女性ホルモン分泌調整と自律神経調整を行っております。精神的・身体的ストレスが身体に加わると視床下部の自律神経調節がうまく働かなくなり女性ホルモン分泌調整が正常に働かなくなります。自律神経の不調に視床下部が働き過ぎ疲れてしまうことが問題なのです。

5.鉄の不足

生理不順は鉄分が不足していても起こります。特にスポーツをしている女性に起こりやすいです。長時間身体を動かしていると身体の赤血球が壊されていきます。赤血球にはヘモグロビンが含まれており鉄の構成物質でもある為、ヘモグロビンが減少すると鉄不足になります。

鉄不足による不調

生理不順の原因不明な症状の一つが鉄不足によるものです。近年、身体を動かすことが健康にいいとされていますが生理の血の量が少なかったり、生理不順による身体の不調を訴える女性が多くなってきています。まず、月経異常があれば身体を動かすよりも先に鉄分を補充するべきです。鉄不足による不調は頭痛、動悸、めまい、立ちくらみ、だるさ、朝起きられない、異食症、集中力低下など様々あります。似たような症状があるならば鉄を補ってみてください。

生理痛・生理不順の鍼灸治療

生理痛や生理不順の鍼灸治療は自律神経を整えていくように治療を行っていきます。視床下部の自律神経調節の負担を減らし視床下部の性ホルモンに対する働きを正常にしていくことが大切なのです。性ホルモンが正常に働いてくれれば生理痛や生理不順の調子を整えることができ改善していくと思います。痛み止めなどの薬に頼りたくない場合は身体を整えて症状を抑えていきましょう。

 

 

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顎関節症と鍼灸治療

2020-08-11

顎関節症とは

顎関節を動かす(口を開ける)ことにより痛みが出ることを言います。

顎関節症は2種類に分けられます

顎関節症の痛みの問題は2種類に分けることができます。1つ目が顎関節事態に問題があるという事です。これは、顎関節のクッションの役割がある関節円板の働きが低下したために関節の動きが悪くなり痛みがでるという事です。関節円板が悪くなることで、口が開けれなくなる、顎関節から音が鳴ると言った症状が出てきます。2つ目が顎関節を動かすための筋肉に問題があるという事です。顎関節を動かす筋肉を咀嚼筋と言います。この咀嚼筋は4つの筋肉(咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋)により構成されます。顎関節症は主に咀嚼筋の咬筋、側頭筋の筋肉が硬くなることにより症状が出てきます。筋肉が硬くなると口を開けたときに痛みがでる症状が現れます。

顎関節症の原因

顎関節症の原因は嚙み合わせの悪さ、顎関節の構造が弱い、ストレスや不安から起きる過緊張、睡眠時の歯ぎしりや食いしばり、片側の歯で食べ物を食べる噛み癖など様々な原因により起こります。

顎関節症に対する鍼灸治療

顎関節症に対する鍼灸治療は筋肉に対してアプローチしていきます。嚙み合わせの悪さ、過緊張、歯ぎしり、食いしばり、噛み癖による筋肉の張りなどは筋肉の疲れや過緊張から痛みを生じることが多いので悪さをしている筋肉に鍼灸治療をすることで少しずつ改善していきます。顎関節症の開口障害も同様の鍼灸治療をすることで良くなっていきます。女性の顎関節症は顎だけの症状だけではなく顔が大きく見えてくるので症状を改善していくと小顔効果もあります。

 

 

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ギックリ腰と鍼灸治療

2020-03-04

急性腰痛のことを通称「ギックリ腰」と言っております。ギックリ腰は何の前触れもなく起きる人と腰に違和感があり起きる人と分かれます。基本的に腰痛持ちに起きやすいので、定期的に鍼灸治療を行うといいと思います。

ギックリ腰とは

ギックリ腰は突然動けなくなるぐらいの痛みを伴うことを言います。ギックリ腰の原因部位としては、筋肉・靭帯などの軟部組織、椎間関節、椎間板、椎骨、内臓疾患からの関連などが考えられています。しかし、実際にはこうした部位診断が可能な割合は腰痛患者全体の10%程度とされており、現在は原因不明な腰痛が大半です。原因が明確な腰痛には、高齢者に多い胸腰椎圧迫骨折、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、脊髄腫瘍などの腰椎に問題がある症状と乳がん、肺がん、尿路結石、腹部大動脈瘤などの放散痛が原因により痛む腰痛があります。ギックリ腰の大半が1ヶ月以内で改善するが、約20%が3ヶ月以上持続し慢性化すると言われております。

 

ギックリ腰の種類

・非炎症性のギックリ腰

非炎症性のギックリ腰は、筋肉の血液循環障害よ痙攣に伴う虚血など機能的(可逆的)病態によって発生する。この病態とは、その筋肉の局所の鍼灸治療により異常な状態を改善しギックリ腰の軽減・緩和ができます。

・筋疲労によるギックリ腰

筋疲労による腰痛を生じた場合、原因を質問すると同じ姿勢を長時間保持していた、普段しなかった姿勢や作業をしたというケースが多かったです。痛みを訴える場所も腰の筋肉全体という方が多いです。ギックリ腰の痛みは漠然とした筋肉全体のことが多くどこが痛いのか分からなくなるのも特徴のひとつかもしれません。

・炎症性ギックリ腰

炎症性ぎっくり腰は、筋肉に強い収縮や張りが持続的または頻繁に起きることにより椎間関節に圧力が加わり椎間関節などの組織に炎症が起き、痛みを伴います。

・筋膜や筋肉の損傷によるギックリ腰

筋膜や筋肉の損傷によるギックリ腰は、重たいものの挙上や不意の動作、普段しない動作の繰り返しなどで特定の筋膜や筋肉に過剰な負荷を与えた場合、普段の日常動作で姿勢が良くなかった場合、筋力が乏しい場合には筋膜や筋肉の損傷をもたらしギックリ腰を発症する。

 

ギックリ腰の鍼灸治療

ギックリ腰の鍼灸治療は、炎症を抑えることで症状を改善していきます。基本的に筋肉や筋膜の炎症と血行障害によって起きることが多いので、問題の筋肉や筋膜に鍼灸治療を行うことによりギックリ腰の症状が改善していきます。ギックリ腰の場合、発症してからすぐに鍼灸治療を行うと早めに改善することが多いです。仕事や日常生活を快適に過ごしたい方は早めの治療をおすすめ致します。

 

 

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ドライアイ・眼精疲労の鍼灸治療

2020-02-20

眼精疲労とは

最近の眼精疲労は画面を見続けるデスクワークやスマートフォンのやり過ぎなどで起こることが多いです。パソコンやスマートフォンなどのLEDライトが目には良くありません。多分ですが、将来の近視や失明率はもっと多くなると思うので早めに目の鍼灸治療を行い予防することをおすすめ致します。あと眼精疲労が強い人の特徴が頭痛、首こり、肩こりのどれかの症状ががあるまたは全部の症状があると言う人が多いです。画面を見続けることに原因があり、首がストレートネックになっていることが問題です。ストレートネックになることにより、目にいく血液の流れが悪くなり眼精疲労が現れます。

 

ドライアイとは

涙の乾燥を防ぐ角膜表面の油の量が減ることで、涙が乾燥したり、涙の分泌自体が減り乾燥したりする、もしくは炎症などにより涙の質が低下することによって目の表面を潤し正常な角膜表皮細胞を保つ力が低下した状態などを言います。日本では約800万~2200万人のドライアイの患者さんがいるとされ、事務職の3人に1人がドライアイという報告もあります。

 

ドライアイの原因

ドライアイになるのは、従来は涙の分泌が少ないことが主な原因だと考えられていました。しかし最近の研究では、涙の分泌が少ないのはせいぜい1割ほどとされています。涙を角膜表面に保つための油の成分がとても重要なんですが、この油の成分を出す瞼のマイボーム腺の異常が、ドライアイの原因の8割と言われております。角膜を覆う十分な油の供給が少なくなり、すぐに角膜が乾燥してしまい、角膜上皮が障害されるというわけです。さらに残りの1割の原因として従来ではあまり注目されていなかった、目の炎症によるドライアイも多く報告されてるみたいです。現在ドライアイ治療の中でも、従来の日本で言われていたのと異なり、炎症によるものやマイボーム腺異常による角膜表面の保護をする油成分不足が想像以上に多くなってきています。逆を言えば、従来の日本のドライアイ治療のほとんどであった、涙の不足を解消するために涙に近い成分の眼薬をするという治療は、ほとんど効果がないのかもしれません。

 

ドライアイになりやすい人

・高齢者

・女性

・PCやスマートフォンを長時間する人

・一日中、エアコンの部屋にいる人

・喫煙者

 

ドライアイと眼精疲労の鍼灸治療

ドライアイや眼精疲労はパソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けることにより症状が現れることが多いです。画面をを長時間見続けると目に対しての血液の流れが悪くなってしまいます。元々、目は血液の流れが悪い臓器のひとつです。血液の流れが悪い臓器に対してさらに画面を見ることで症状を悪化させています。鍼灸治療を行うことにより目に対しての血液の巡りが良くなりドライアイや眼精疲労が良くなっていきます。

 

 

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パーキンソン病と鍼灸治療

2020-02-18

パーキンソン病とは?

パーキンソン病は、中脳黒質のドーパミンの有神経細胞が変性・脱落する(神経細胞が死んでしまう)ことにより線条体のドーパミン濃度が低下し、4大運動症状(振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害)を中心とした特有の症状が出現する疾患です。

 

パーキンソン病の病態

人の中脳黒質には約20万個のドーパミンの有神経細胞があると言われていますが、加齢とともに徐々に減少していきます。さらに神経細胞の減少に伴って投射先である線条体のドーパミン濃度が低下します。この中脳黒質にあるドーパミンの有神経細胞数、線条体ドーパミン量が約20%以下にまで低下するとパーキンソン病を発症します。これらは生理的に20歳代から非常にゆっくりと低下し、正常老化では100歳~120歳で20%以下になるが、パーキンソン病では、遺伝的素因、環境要因などの多くの要因が重なって、30歳代、40歳代から比較的急速に低下し、50~60歳代で20%以下になる為、その年代でパーキンソン病になってしまいます。

この様にパーキンソン病に至る病態としては、ドーパミンの有神経細胞の変性・脱落がその根本であることが判明していますが、神経細胞の死がどのような原因・機序で起こってくるかはまだ完全にはわかっていません。

 

パーキンソン病の特徴

パーキンソン病は特徴的な症状が現れます。

1.顔の表情が乏しく顔の動きが少なくなってきます。(仮面様顔貌)

2.姿勢が前傾前屈になり、それに加えて肘、膝などの関節が屈曲してくる。

3.歩き始めときに足の歩幅が狭くなり突進していく。(小刻み歩行、すくみ足)

歩行のとき、下肢の動きをみるのは重要ですが、同時に腕の振りにも特徴的な症状が出てきます。パーキンソン病の初期症状は必ず左右差がある為、どちらかの腕の振りが小さくなります。

4.安静時のときに起こる安静時振戦

5.動作が遅くなる(無動)

 

パーキンソン病の無動チェック

・寝返り、寝起きに以前より時間がかかる。

・服の着替えをするのに以前より時間がかかる。

・ボタンをとめたり、靴の紐を結んだりするのが下手になった。

・歩き始めがスムーズに行かなくなった。

パーキンソン病の症状に気がつかない患者が多いため、周りの方たちが上記の異変に気づいたらまずは疑いを持ってください。

 

鍼灸治療

パーキンソン病は、脳内のドーパミンが低下することにより症状が出てくる為、脳内の血中ドーパミン濃度を増やすように鍼灸治療していきます。ハリプラス鍼灸院のパーキンソン病の鍼灸治療は頭皮から腰まで鍼をしていきます。頭皮に鍼をしていくのは、パーキンソン病の患者の改善例が多かったためにやっていきます。あとは全身の血液循環をよくし、自律神経を整えることにより症状の進行を遅らしていき日常生活を快適に過ごせれるようしていきたいと思っております。ハリプラス鍼灸院では、鍼灸治療以外にも取り組んでもらいたいことがあるので当院に治療しにきた方々にアドバイスをできればと思っております。

 

 

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