頚・腰椎椎間板ヘルニアと鍼灸治療

椎間板ヘルニアとは

椎間板の中心にある髄核が何らかの原因により後方・後側方に飛び出る(脱出)する病態です。

飛び出ているという事をヘルニアという為、頚椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアのほかに臍が飛び出る臍ヘルニアもあります。

頚椎・腰椎椎間板ヘルニアについて

・頚椎椎間板ヘルニア

原因:加齢により椎間板がもろくなる、スポーツや重労働による首への負荷などが多くあげられますが、きっかけがはっきりしないケースも少なくないです。

症状:頚部椎間板ヘルニアは軽い症状から重い症状まで幅が広いです。軽い症状だと首肩のコリ、不快感などで重い症状だと腕から手にかけてのしびれ、疼痛、運動障害が現れます。

・腰椎椎間板ヘルニア

原因:椎間板変性を基盤に重労働、スポーツ、外傷、デスクワークなどによる力学的負荷が加わって発症するケースが多い。椎間板変性には、遺伝性の関与や喫煙も関係があると言われています。

病態:腰椎椎間板の線維輪が膨隆して裂隙が生じ、そこから髄核が脊柱管内・椎間孔へ突出、脱出し馬尾神経や神経根を圧迫する。神経の機械的圧迫だけではなく、炎症性サイトカインによる化学的刺激、血行障害などによっても神経症状が生じる。

症状:主症状は腰痛、一側性の下肢痛、しびれなどで痛みが激しい時は運動が制限される。ヘルニアの症状が酷くなると、筋力低下、感覚障害、歩行障害、膀胱直腸障害などが現れてきます。

仕事や日常生活の注意

1.長時間、座らない(デスクワーク、運転など)

2.スマートフォンやパソコンを長時間使用しない。

3.円背姿勢、前傾姿勢にならない。

4.運動、スポーツすることを控える。

5.首肩のコリや腰痛の症状がある場合は定期的に治療を行う。

椎間板ヘルニアの鍼灸治療

頚椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアは円背姿勢、スポーツなどが原因で椎間板に持続的に負担がかかり限界を超えると症状が出てきます。基本的に飛び出ている髄核を引っ込めることは鍼灸治療ではできませんが、痛みやしびれを改善することはできます。整形外科の鍼灸院で働いていたときは、MRIの画像診断を診ながら椎間板ヘルニアの鍼灸治療を数多くやってきました。画像診断をみていると色々のことが分かります。椎間板ヘルニアにより神経を完全に圧迫しているのに症状がない人や鍼灸治療をしていき症状が緩和していく人がいます。これは僕の見立てですが、炎症性のサイトカインによる化学刺激や血行障害が原因による椎間板ヘルニアの症状ならば正しい鍼灸治療をしていけば、改善していくという事です。椎間板ヘルニアでお悩みの方は一度ハリプラス鍼灸院の鍼灸治療を受けてみてください。

 

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