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スポーツ障害(投球障害)と鍼灸治療

2020-03-24

投球動作について

まず、投球動作を5つに分けて考えていきます。

1.ワインドアップフェイズ

この期間は投球動作開始から挙上足を最大挙上するまでの期間を言います。動作的には、軸足下肢への体重移動と非投球側への体幹回旋、軸足股関節内旋運動が要求される期間です。この期間にしっかりタメを作らなければいけません。

2.アーリーコッキングフェイズ

挙上足を地面に接するまでの期間です。体幹を非投球側に傾斜させながら、挙上足の臀部に体重をのせていき投球方向への並進移動を要求される期間です。

3.レイトコッキングフェイズ

投球側の肩関節を最大外旋するまでの期間です。前のアーリーコッキングフェイズでの動作で骨盤回旋を生み、体幹の回旋と上肢が振れることで、大きな初速が生まれます。

4.アクセレレーションフェイズ

ボールをリリースするまでの期間です。軸足の蹴りだし動作と体幹の回旋動作により、下肢のエネルギーを上肢に変換します。

5.フォロースルーフェイズ

投球動作完了までの期間です。体幹の前傾と回旋、挙上足側の股関節屈曲と内旋により、減速におけるストレスを軽減します。

 

・投球動作を5つに分けて説明いたしましたが、投球障害はこのどれかのバランスが崩れることにより起こります

 

なぜ投球が肩にストレスを与えるのか

野球をしていれば、投球動作が肩関節や肘に対して負担がかかることは何となく分かると思いますが、なぜ負担がかかるのかまでは分からないと思います。そこを詳しく説明していきます。

肩関節に負担がかかる投球動作はアーリーコッキングフェイズからフォロースルーフェイズの間です。アーリーコッキングで肩関節は内旋位から伸展、外転、外旋方向への運動が起こります。その後、レイトコッキングで肩関節は最大外旋します。一般的には肩関節2nd外旋角度は概ね90度程ですが、野球選手は人によりますが2nd外旋度が約175度外旋します。この175度は肩関節の動きに体幹の可動性が加味されたものと考えられています。その状態からアクセレレーションで肩関節を内旋50度まで急激に内旋させます。この時の最大内旋角速度は約8000度/秒というとんでもない速度で内旋します。その勢いのままフォロースルーを迎える分けですがわけですが、その際に球速125kmの場合は約85kg、球速135kmの場合は約100kgの負担が肩と肘に加わると言われております。つまり、ボールを投げるたびに肥満男性ぐらいの負担が肩と肘に加わっている状態なのです。このような一連の動作がボールを1球投げるたびに肩関節には負担が加わっており、投球動作が非常に肩関節にとって負担になることがわかります。

 

投球障害と鍼灸治療

投球障害を鍼灸治療する際には肩関節の内外旋の可動域をみることが重要になってきます。ここの動きが悪くなってくると肩や肘の負担が相当かかってきます。人それぞれ投球フォームには癖があり障害のでる筋肉が変わってきます。当院では身体の柔軟性、関節可動域などをみていき障害の出ている筋肉に対してアプローチしていきます。障害が出ている筋肉は状態にもよりますが炎症・拘縮・筋膜の機能障害などが起こります。障害が出ている筋肉の血液循環を良くしていくことで痛みが改善されていきます。

 

 

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