Author Archive
メニエール病と鍼灸治療
メニエール病とは
耳の中に内リンパ水腫ができることによりめまい、難聴、耳鳴りの症状が現れることをメニエール病と言います。内リンパ水腫の原因として前庭水管・内リンパ嚢の形態や機能の異常説、自律神経系障害説、塩分・水分代謝障害説、ストレス説、アレルギー説などがありますが、なぜ内リンパ水腫になるかは分かってはおりません。
メニエール病の特徴
激しい回転性めまい・難聴・耳鳴りが3大症状とされています。特徴的なのは、出現と消失の経過です。ばらばらに出現されるのではなく、まず耳石器の障害としてふらふらした症状が始まり、その後まもなく半規管の障害として回転性めまいと難聴・耳鳴りが同時に出現します。持続時間は30分から数時間で回転性めまいと難聴・耳鳴りはほぼ同時に消失する特徴的な症状があります。
メニエール病の症状
1.回転性のめまい:自分自身か周りのもの、またはその両方がぐるぐると回転している感覚になる事を言います。めまいを伴うのと同時に吐き気や嘔吐の症状も現れてきます。
2.耳鳴り・難聴:メニエール病の発症した耳側の閉塞感や圧迫感を生じ、徐々に耳鳴りが起こります。初期のうちは、耳鳴りは低音性のものが多く、このときには難聴も低音部で起きています。めまいの発作を繰り返しているうちに難聴が進行し、全音域で聞こえが悪くなるのと、耳鳴りの種類も変わってきます。
3.吐き気や嘔吐:めまいが起きることにより自律神経の働きが悪くなり、吐き気や嘔吐の症状が出てきます。
利尿剤が有効とされている
症状改善として病院では利尿剤が有効とされて処方されます。利尿剤では体の水分を抜くことにより水腫が改善され症状が軽減されると言われております。鍼灸治療は耳周りの水の流れを良くし改善していきます。
鍼灸治療の効果
耳周りと頚肩部の鍼灸治療を行うことにより耳の水分代謝(血流)を良くしていき溜まっている水腫を改善していきます。耳に水腫をできにくくする為に全身の血液がうまく巡るように鍼灸治療を行わなければいけません。メニエール病のめまいは、自律神経を整えることで症状が緩和できるので、自律神経も整えていきます。東洋医学では、手足のツボを使うことにより腎臓の働きを良くしつつ全身の血液の巡りも良くなるように鍼灸治療を行います。
千種区で鍼灸院をお探しなら名古屋市千種区覚王山の「ハリプラス鍼灸院」へ
<料金>
一般鍼灸治療3500円
特別鍼灸治療5500円 美容鍼3600円
住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666
頭痛と鍼灸治療
頭痛の代表的な症状の緊張型頭痛と片頭痛を分かりやすく説明していきます。
緊張型頭痛とは
身体的ストレスや精神的ストレスにより筋肉や神経が刺激されることにより症状が現れます。身体的ストレスではパソコン作業、家事、同じ姿勢での作業などで筋肉が硬くなることにより現れます。精神的ストレスでは仕事のプレッシャーや人間関係などにより神経が刺激され症状が現れます。
原因
一番の問題は首、肩、背中の姿勢が悪いことです。首が前に出て肩が上がり丸くなって背中が猫背になっている事が良くありません。姿勢を良くしようと意識しても長時間はきつくて続けることはできないです。これは筋肉が正しい姿勢を記憶できていないのと、硬くなっていて筋肉の動きが出せず正しい姿勢を取れないからです。まずは硬くなっている筋肉をほぐしていき正しい姿勢ができるようにならないことには改善はしていきません。
緊張型頭痛の症状
緊張型頭痛は、重い感じや鈍い痛みが特徴的です。頭痛の出始めは我慢できる痛みですが、長時間や数日頭痛が続くと精神的ストレスとなり我慢できなくなってきます。緊張型頭痛は筋肉の緊張によって起きる頭痛なので首や肩周りのコリを取ることにより和らいできます。
鍼灸治療の効果
身体的ストレスによる筋肉の硬さ(首・肩こり)などをほぐしていき正しい姿勢ができるようにすると、ともに血流を良くし頭まで栄養を送り頭部の筋肉の筋緊張も取っていきます。緊張型頭痛の方はすぐに悪い姿勢に戻る方が多く時間が経てばまた症状が現れるので定期的に治療をするかストレッチなどをして予防することが大事です。
片頭痛とは
神経などが過敏に働き血管が拡張することにより炎症が起き症状が現れます。ストレスにより症状が現れるケースが多く症状が酷い場合には吐き気、嘔吐などを伴います。片頭痛はなんとなく症状が出そうという予兆があったりするのでこの時に鍼灸治療を行い症状が酷くならないように予防をするといいと思います。
片頭痛の症状
片頭痛は、頭部の片側か両側にズキズキと脈打つように痛む頭痛です。いつ起きるかわからない頭痛で、月に1~4回起きると言われております。いったん頭痛が起き始めると仕事が手につかない、寝込んでしまうなどの症状になります。片頭痛が酷くなると吐き気や嘔吐を伴うことが多くなり、光や音に対して敏感になるといった症状も現れます。片頭痛は、ストレスが溜まってくると症状が起きやすくなる為、定期的に鍼灸治療を行いストレスを減らす必要があります。
自律神経を整えよう
片頭痛は神経の問題が大きいので自律神経を整えることが大事になってきます。体の自律神経は交感神経と副交感神経によりストレスや筋肉の緊張などを調節しています。自律神経が乱れると神経が過敏になり片頭痛の症状が出てきやすくなります。ストレスのかかっている筋肉などを良くしていくことにより自律神経が整い片頭痛は出にくくなります。
鍼灸治療の効果
お体のストレスにより自律神経が乱れるのでストレスのかかっている筋肉をほぐしていくことにより自律神経を整え神経過敏を改善し症状を緩和していきます。自律神経は仕事、人間関係のストレスによりすぐに乱れるので休めるときはしっかりと休みストレスを溜めないことを意識しましょう。
千種区で鍼灸院をお探しなら名古屋市千種区覚王山の「ハリプラス鍼灸院」へ
<料金>
一般鍼灸治療3500円
特別鍼灸治療5500円 美容鍼3600円
住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666
名古屋の若返り美容鍼
美容鍼~若返りの秘訣~
年齢とともにお肌の新陳代謝が下がり様々な問題が増えてくると思います。特にお顔は皆様から見られる所であり一番気を付けないといけないところです。いつものスキンケアだけでは少しずつ間に合わなくなっていきます。なぜかと言うとお顔の筋肉が硬くなり血液の流れが悪くなることによりお顔にうまく栄養が行かないことが問題となってきます。筋肉が硬くなるとシワやたるみの原因になり、血流が悪くなるとシミやくすみの原因になります。
美容鍼の美肌効果
1. リフトアップ効果
お顔には小さい筋肉がたくさんあり、お顔を引き上げてくれる筋肉もあれば、引き下げる筋肉もあります。この2つのバランスが均等に取れていることによりお顔が綺麗に見えるのです。年齢とともに引き上げる筋肉が縮んで行くことでお顔がたるんできます。美容鍼で縮んでいる筋肉をアプローチする事で縮んでいる筋肉が伸びリフトアップしていきます。
2. お肌の若返り
シミ、くすみの原因はお肌の血流が悪くなることで新陳代謝が低下し出てきます。お肌は常に新しく生まれ変わろうとしているのに新陳代謝が低下することにより新しく生まれ変わることが遅くなり、シミやくすみなどが出てきやすい環境を作っているのです。美容鍼をすることにより血流が良くなり、お肌が新しく生まれ変わることが早くなっていきお肌が少しずつ綺麗になっていきます。
3. 目元美人
お体が疲れてくると目元にクマが出てきます。クマが出ることによりお顔全体がくすんで見えるので良くありません。美容鍼で目の周りを刺激することにより血流が良くなりクマが少しずつ薄くなっていきます。薄くなることによりお顔が全体的に明るく見え、綺麗に見えます。
美容鍼で肌の生まれ変わり(ターンオーバー)
肌は常に新しく生まれ変わっています。この新しく生まれ変わる肌の働きが年齢とともに遅くなってくるのです。肌の生まれ変わりは28日で行われることが理想とされています。しかし50代では平均75日となり、理想の3倍近く遅くなります。美容鍼で肌の生まれ変わりを早くしていくことにより若々しい肌が取り戻されていくので美容鍼はおすすめです。
美容鍼~効果~
当院ではお顔の状態をしっかりと把握し一人一人に合わせたオーダーメイドの美容鍼を行うことにより効果を高めております。触診を行いながら硬くなっている筋肉を的確に治療していくことにより筋肉がほぐれ、血流が改善しお顔のハリ、シワ、たるみ、シミ、くすみなどが改善していきます。
千種区で鍼灸院をお探しなら名古屋市千種区覚王山の「ハリプラス鍼灸院」へ
<料金>
一般鍼灸治療3500円
特別鍼灸治療5500円 美容鍼3600円
住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666
うつ症状と鍼灸治療
当院では精神的なうつ症状とは違い、お体の疲れや重だるさなどのことを疲労性うつ症状と言っております。
疲労性うつ症状とは年齢や仕事などによる疲労の抜けにくさを言っております。
なぜ疲労が抜けないか
疲労が抜けない原因は副腎の機能が低下することです。副腎の疲労度はストレスの大きさにより大きく左右されます。例えば、仕事へのプレッシャーや不満、人間関係、育児、介護、睡眠不足、運動不足などがあります。こうしたストレスの積み重ねにより副腎の機能が低下し疲れによる原因不明な症状が現れてきます。副腎の疲労による機能低下は現代医学では今のところ何も対応できません。東洋医学は体の身体内部から根本的に治すことを目的に行っており副腎の疲労による機能低下にアプローチすることができます。
副腎疲労になりやすいタイプ
1.真面目な人
2.頑張り屋
3.完璧主義者
4.感情をうまく表現できない人
この4つは副腎疲労になりやすいタイプです。
疲れの誤魔化し方を間違えている
人はもうひと頑張りと思いエナジードリンクやコーヒーで誤魔化し頑張ろうとすることがあります。この2つに共通しているものはカフェインです。カフェインを取ることにより体の中でホルモンの働きがおかしくなり副腎疲労の原因になるのです。
副腎疲労回復の食生活
・白い食べ物をできるだけ控える
・たんぱく質と野菜をたくさん摂取する
・小麦と牛乳を減らす
・遺伝子組み換え食品やトランス脂肪酸に気をつける
・カフェインやアルコールを減らす
・ビタミンB群を多めに摂取する
上記に書いてあることを気をつけるだけで身体に疲労が溜まりにくくなるので、実践しましょう。
鍼灸治療の効果
副腎機能が低下していることと自律神経機能が低下することにより副腎疲労が起きるので鍼灸治療でこの2つを改善させていきます。副腎機能の低下には身体内部の内臓の機能を体の自然治癒力を高めることにより正常に内臓の働を取り戻し症状が改善していきます。自律神経機能低下には体表面に現れるストレス(筋緊張)を取っていくことにより自律神経機能が改善していきます。この2つを調節することで副腎疲労が改善していきます。しかし副腎疲労はすぐに回復することはないです。長年のストレスにより副腎が疲労しているものなので根本的に治療し身体内部を少しずつ良くしていくことにより症状が改善していきます。
千種区で鍼灸院をお探しなら名古屋市千種区覚王山の「ハリプラス鍼灸院」へ
<料金>
一般鍼灸治療3500円
特別鍼灸治療5500円 美容鍼3600円
住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666
白内障と鍼灸治療
白内障とは
正常な水晶体は透明で光を良く通します。様々な原因で水晶体の蛋白が変性し濁ってくることで白内障となります。水晶体が濁ると光がうまく通せなくなり光が乱反射して網膜に鮮明な映像が映せなくなり視力低下、かすみ、まぶしさなどの視力障害が起きます。
白内障を軽くみてはいけないです!!
白内障は人間の眼の中の水晶体の老化現象ですが、水晶体の寿命は個人差があり65~70年ぐらいです。なので誰しも高齢者になれば必ず白内障にかかります。白内障は眼科の手術で治りますが、世界では白内障が失明の圧倒的第一位の原因です。さらに白内障をほかっておくと水晶体が年々大きくなるために、眼の中の水が流れる隅角という隙間が狭くなります。水の流れが悪くなることで眼圧が上がり緑内障になります。緑内障は白内障と非常に関係が深いです。白内障をほかっておくと緑内障を引き起こすので、白内障の治療は早めに行った方がいいです。
白内障の症状
・かすんで見える
・まぶしくなる
・暗くなると見えにくくなる
・一時的に近くが見えやすくなる
・二重三重に見える
分類
白内障は先天性と後天性のものがあります。
先天性は、風疹による子宮内感染、ダウン症候群、ターナー症候群などです。
後天性は、老人性、外傷性、内分泌異常性、薬物性などです。
1.老人性白内障
白内障のなかで最も多いのが老人性白内障で、加齢に伴って起こる水晶体の混濁です。発症年齢には個人差はありますが50歳以上で起きるとされています。60歳代で60~70%、70歳以上で80~90%、85歳以上で100%の人に混濁が認めれれると報告されています。老人性白内障の原因は加齢のみではないと言われていますが、それ以外の因子はいまだに解明されていません。混濁した水晶体は基本的には透明にならないので、進行を遅らせるしか方法がありません。
2.糖尿病白内障
糖尿病の眼合併症として白内障を生じることがあります。
3.ステロイド白内障
ステロイド薬の長期にわたる投与で、両眼性の後嚢下混濁を生じます。
鍼灸治療の効果
眼房水が水晶体に栄養を送っています。眼房水の流れを良くしていくことによりうまく栄養が水晶体に送られ環境が整っていきます。鍼灸治療では目の周りの血流を増加して眼房水が水晶体をうまく栄養できるような環境を作っていき症状の進行を遅らせていきます。
千種区で鍼灸院をお探しなら名古屋市千種区覚王山の「ハリプラス鍼灸院」へ
<料金>
一般鍼灸治療3500円
特別鍼灸治療5500円 美容鍼3600円
住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666
緑内障と鍼灸治療
緑内障とは
何かしらの原因で眼と脳の間の視神経が障害され、視野や視力に異常が起き症状が現れます。
原因
眼の中の血液の代わりに房水といわれる液体が流れており、栄養などを運んでいます。
眼は房水の圧力によって球形が保たれておりこれを眼圧と言います。
房水は毛様体で作られ、85パーセントはシュレム管から15パーセントはぶどう膜強膜流出路を通って眼外に流出すると言われていますが、何らかの原因で房水の産生と排出がアンバランスになり眼圧が上昇します。
緑内障で起こる視神経の異常は高眼圧の圧力により視神経が萎縮されると推測されています。また、眼圧が正常でも視神経がその圧力に耐えられない場合に視神経に異常が出るとされています。
緑内障の症状
緑内障の症状には、急性緑内障発作と言われるほど急激に眼圧が上昇し、眼痛や頭痛、吐き気などの激しい症状を起こすものと、ほとんど症状がないまま病気が進行するもの(慢性緑内障)があります。急性緑内障では、発症後時間が経つほど治りにくいので、迅速に眼圧を下げる治療を行わないといけません。慢性緑内障では、痛みや充血などの症状はほとんどないまま症状が進行し、視力低下も病気がかなり進行しないと現れません。慢性緑内障は自覚症状があまりない為、治療の開始が遅れることが多いです。
緑内障の3タイプ
1.原発開放隅角緑内障
眼圧上昇の原因は線維柱帯かシュレム管の間の抵抗が異常に高くなり、房水の流出が妨げられる為となっております。初期症状は自覚症状がないことが多いが、頭痛や肩こりの慢性症状を訴える人に起きていることもあります。慢性に進行し治療をしないで放置していると視野欠損、視力低下を自覚していきます。長い時間放置していると失明するので気を付けてください。
2.正常眼圧緑内障
眼圧が正常範囲である以外は原発開放隅角緑内障と同じタイプの緑内障です。現在日本で最も多いタイプの緑内障で、40歳以上の約3.6%にみられると推測されております。
3.原発閉塞隅角緑内障
隅角が閉塞して線維柱帯を塞ぎ房水の流れを妨げ、眼圧が上昇する緑内障です。急性に起こると緑内障発作が起こり頭痛、眼痛、充血などを訴えます。もともと隅角が狭いことが多く、うつむき、暗い場所、気温などが誘因になります。
鍼灸治療の効果
緑内障では房水の産生と排出が正常に働かないことで症状が現れるため、ここを改善していかなくてはいけません。鍼灸治療では目の周りの血流を良くしていくことにより房水の排出を助け眼圧を下げる働きを良くしていき改善していきます。目の中の環境が良くない為、すぐに改善することはありません。時間をかけて目の中の環境を良くすることにより視野欠損や視力低下を予防できるので根気よく鍼灸治療を行ってください。放置すると失明になる可能性があるので早めに治療を行いましょう。
千種区で鍼灸院をお探しなら名古屋市千種区覚王山の「ハリプラス鍼灸院」へ
<料金>
一般鍼灸治療3500円
特別鍼灸治療5500円 美容鍼3600円
住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666
顔面神経麻痺と鍼灸治療
顔面神経麻痺とは
顔の神経が障害されることのより表情筋の運動障害が生じることを顔面神経麻痺と言います。
顔面神経麻痺の症状
顔面神経麻痺は、顔の筋力が突然低下していきます。筋力が低下することにより顔の表情が作れなくなり顔を動かせなくなります。顔の筋肉が動かせなくなる為、様々な障害が出てきます。例えば、目が閉じにくくなる、顔が曲がって見える、口角が動かせなくなるので水や食事が口から漏れてくるなどと言った症状が現れます。
中枢性か末梢性
顔面神経麻痺は中枢性か末梢性の2つに分けられ、どちらの神経障害なのかを判断することが重要になってきます。前頭筋に麻痺があれば、末梢性の確率が高いと言えます。
顔面神経麻痺のほとんどが末梢性と言われています。末梢性の中でもベル麻痺やハント症候群と言われるウイルス感染が原因の顔面神経麻痺が多いです。ベル麻痺やハント症候群は、知らないうちに顔が歪んでいた、朝起きたら顔が動かなくなっていたなどの症状があります。
ウイルス感染が原因でなる事が多い
末梢性の中でもウイルス感染が多く、免疫力が低下することによりウイルス感染するのではないのかとされています。膝神経節に感染を起こして神経が障害させることにより症状が生じます。感染が生じると神経が浮腫状変化を起こし腫れたせいで神経が圧迫され血行障害となり症状が現れます。
放置しても回復する?
顔面神経麻痺は放置しても60パーセント以上回復する病態ですが、予後が悪いこともあり症状が現れた時にはすぐに治療を行うといいと思います。
麻痺の程度を判定する!!
麻痺の程度を判定するために柳原法という40点満点でスコアをつける方法があります。10点以下の人は重篤とされています。
鍼灸治療の効果
当院では、ウイルス感染による顔面神経麻痺の鍼灸治療を行っていきます。ウイルス感染による顔面神経麻痺は免疫力の低下からも症状が出ているため顔だけではなく身体の治療も行い低下している免疫力を上げていきます。顔に関しては、頭部から顔にかけて鍼灸治療を行うことにより膝神経節周囲の血流量が増加し腫れて炎症が起きている神経に対して鎮痛作用が働き炎症を抑えていきます。炎症を抑えることにより腫れが治まり神経障害がなくなり症状が改善していきます。末梢神経が支配している筋肉に対しても血流を良くしていき萎縮している筋肉に栄養を送り、筋肉がしっかり働けるように作用させていきます。早めに治療を行えば炎症が酷くならずに抑えられるので早めに治療を行いましょう。
千種区で鍼灸院をお探しなら名古屋市千種区覚王山の「ハリプラス鍼灸院」へ
<料金>
一般鍼灸治療3500円
特別鍼灸治療5500円 美容鍼3600円
住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666
突発性難聴と鍼灸治療
突発性難聴とは
原因不明で突然音が聞こえなくなり、耳鳴りやめまいの症状が出現してきます。原因不明の症状ですが循環障害で起こっているのではないかと言われております。未だに治療法も見つかっておらず病院ではステロイドやビタミン剤などの処方で終わっているのが現状です。
難聴の多くの人は耳鳴りがある!
「耳鳴りのメカニズム」
1.難聴により電気信号が脳に届きにくくなる
2.脳が電気信号の不足を感知する
3.脳が不足部分を補おうとして活性を高め、電気信号を増幅する
4.耳鳴りが発生する
難聴の多くの人が1~4の流れで耳鳴りが起こります。
不規則の生活が問題とされている
原因は分からないが不規則な生活をしている人ほど多く発症されると言われております。
突発性難聴になった際はまずは食生活や睡眠を改善し体のストレスを減らすことを意識し行っていきましょう。
ステロイド剤の全身投与は有効か?
全国で調査した結果を見てみると、ステロイド全身投与を行った患者とステロイド剤を使用しなかった患者を比較しても、有意差はないと結果が出ていました。ステロイド剤を投与し続けると副作用が出るので僕、個人の感想から言うと使用は避けるといいと思います。
早期治療が必要です
突発性難聴になった際は早期に治療を行うと回復の度合いがいいとされています。
早期に治療し血流増加し耳にかかるストレスを減らすことにより予後が良くなるので早めに治療をしましょう。
耳鳴りを改善していくことが大切
私たちは音を耳で聞いているのではなく脳で聞いています。これまで原因不明とされてきた耳鳴りも、この脳の働きによって生み出されていることが分かってきました。これにより耳鳴りは、脳でなっているという事が分かったのです。人間の脳はとても優秀な為に耳鳴りが起こります。脳は聞き取りにくい音を頑張って聞こうとする働きがあります。この時に神経が過敏となり、耳に負担がかかる為、耳鳴りが酷くなり難聴も増悪します。なので耳鳴りを改善させないとダメなのです。
鍼灸治療の効果
当院では、循環障害と神経異常により突発性難聴が起きているのではないかと考えているため、両方から改善させていくように鍼灸治療を進めていきます。今まで数多くの耳鳴りや難聴の治療をしてきた経験からある共通の場所が硬くなっていることが分かりました。それは首の筋肉が硬いという事です。なので首の筋肉の硬さを柔らかくすることが症状を良くする一歩となるのです。首周りの筋肉を柔らかくすることにより耳への血液の流れが良くなり少しずつ良くなっていきます。
千種区で鍼灸院をお探しなら名古屋市千種区覚王山の「ハリプラス鍼灸院」へ
<料金>
一般鍼灸治療3500円
特別鍼灸治療5500円 美容鍼3600円
住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666
五十肩と肩こりの鍼灸治療
突然、肩が上がらなくなることを五十肩と言います。五十肩の症状は動かなくなると分かっているのですが原因不明な病気のひとつです。原因不明な五十肩ですが、今から鍼灸治療がとても有効的な治療という事を説明していきます。
五十肩(肩関節周囲炎)とは
五十肩は40~50歳代の人に多くみられる、肩関節の痛みと関節運動制限を訴える症状のことを言います。五十肩は関節に明らかな外傷がない為、原因不明な症状と言われております。昔の話になりますが、五十肩は江戸時代からいわれており、江戸時代に「俚言集覧」という俗語が集大成された書物に記載されています。そこには、「凡、人五十歳ばかりの時、手腕関節痛む事あり、程過ぎれば薬せずして癒ゆるものなり、俗にこれを五十腕ともいう. また、長命病という」と記載されておりました。昔は長生きした人たちの病気でしたが、今は違います。
五十肩の経過
1.急性期
発症初期の急性期は痛みが主ですが、始まりは明らかな原因はなく、肩の違和感や肩こりを認めることが多いです。肩に違和感を覚えても自分で動かして治そうとし、肩に負担をかけて徐々に痛みが強くなることがあります。違和感や痛みが徐々に強くなってくると肩関節の運動制限や夜間痛などが現れてきます。急性期の痛みは2~9カ月続くことがありますが、早期に治療すれば痛みの軽減が早く治まります。
2.慢性期
慢性期では肩関節の炎症が強いため、炎症反応を軽減するために肩周りの筋肉が拘縮(硬くなる)し関節の可動域制限を起こします。この時、ご自身でも炎症を軽減するために肩関節の動作の制限を行ってください。慢性期では、まだ夜間痛がありますが、夜間痛の痛みを感じにくくなってきたと感じましたら軽く肩周りのストレッチを行ってください。(やり過ぎると炎症が酷くなるので注意してください)慢性期の痛みは3~12カ月またはそれ以上続くと言われております。
3.緩解期
緩解期は肩関節の可動域が改善されてきて動けるようにはなりますが、挙上などの動作痛はまだあります。この時期は肩関節の拘縮(硬い)を改善する為に痛みが出ないよう運動療法(ストレッチ、筋トレなど)を積極的に行わないといけないです。
五十肩の予防
五十肩は原因不明の疾患であるため、慢性的な肩への負担を減らして行かなければなりません。肩こりは五十肩へのサインとも言われています。肩こりは首や肩周辺の筋肉が緊張し、血流が悪くなった結果痛みを生じます。慢性的な肩コリがある方は、定期的に鍼灸治療を行うと五十肩になりにくいです。
〇肩こりの三大要素
1.運動不足:全身の筋肉が硬くなりやすくなる。
2.姿勢の悪さ:悪い姿勢によって同じ筋肉にばかり負担がかかる(デスクワークなど)。
3.ストレス:ストレスは身体を緊張させ、血流を低下させる。
鍼灸治療
五十肩や肩こりは筋肉が硬くなったり、炎症することにより起こります。当院の鍼灸治療では、硬くなった筋肉を柔らかくしていき炎症を抑えることにより改善させていきます。
千種区で鍼灸院をお探しなら名古屋市千種区覚王山の「ハリプラス鍼灸院」へ
<料金>
一般鍼灸治療3500円
特別鍼灸治療5500円 美容鍼3600円
住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666
鍼灸治療で近視予防
皆さん近視を軽い症状だと思っていませんか??近視の症状を放置していると失明する可能性があります。
近視とは!?
簡単に言えば、遠くのものが見えなくなることを言います。
なぜ、見えなくなってしまうのか。眼球の形が変化することにより目に中に入る光線の焦点が網膜より前になってしまうのでピントが合わず遠くのものが見えなくなってしまうのです。この状態のことを近視と言います。
近視は社会問題になっている。
現在、子供の近視が過去最高に多くなってきています。増加してきている原因は子供たちの生活環境ではないのかと言われております。時代とともにスマートフォンの普及や外で遊ぶことを親が規制するなどと言ったことが問題視されています。このままだと年々近視になる方が増えてくると思います。
近視を軽く見るな!!
近視がひどくなりすぎると強度近視(病的近視)となり、失明する可能性が出てくるのです。強度近視になると網膜に破れやすい血管ができ、出血や水の漏れを起こし視力が低下していきます。さらには、網膜などに負担がかかる為、飛蚊症や網膜剝離と言った症状まで起こります。現在の日本人は目のケアにそれほど関心がありませんし、治療する方法も分からないので残念ながら悪くなる一方です。
コンタクトレンズの間違った認識
1.コンタクトレンズは洗浄液で洗浄できる。→間違えです。
二週間の装着タイプなどを絶対に使わないで下さい。コンタクトレンズを保存液に入れることが問題なのです。保存液でたんぱく除去もできて清潔になりますとメーカーがうったていますが、これが間違えです。もしも本当にたんぱくを分解できて細菌も殺せるほど強い液体ならば、そんな液体につけたコンタクトレンズを使用したら目の細胞が死にます。実際には保存液の成分はほとんど水と同じなので、細菌のついたコンタクトレンズを再度使用してしまうことになるのです。
2.目に優しいコンタクトレンズがあります。→ありません。
最近のコンタクトレンズで酸素透過性が70%と高くなり長時間つけていても目に優しくなりましたというものが出てきました。コンタクトレンズは元々目には良くないものなのでどんなにいいものを使おうが目には悪いです。目に優しいコンタクトレンズを装着していてもたんぱく質、脂、カルシウム、汚れが付着して酸素透過性も低下していきます。やがて酸素が十分に角膜にいきわたらなくなり、角膜に細かい傷ができ、目がゴロゴロしたり、赤くなったりするのです。
失明にならない為の鍼灸治療
はじめに…鍼灸治療で視力が回復することはありませんが、進行を遅らせるための予防やコンタクトレンズが原因による傷の治療は出来ます。目の寿命は僕らが生きる寿命より短いので治療をしていかなければ早めに失明する可能性があります。
今はまだ、目に対しての予防医学が確立されていません。しかし鍼灸分野では、目に対しての予防医学があります。目に何かしらの症状があるという事は目の環境が悪いという事です。例えば、目を栄養している水の流れが悪い為、視力の低下が起きているなどと言ったことがあります。この悪くなっている目の環境を鍼灸治療では整えることができ、症状の進行を遅らせることが出来るのです。眼科疾患の取り扱っている鍼灸院は少ないので、お悩みがありましたら当院にご相談ください。
千種区で鍼灸院をお探しなら名古屋市千種区覚王山の「ハリプラス鍼灸院」へ
<料金>
一般鍼灸治療3500円
特別鍼灸治療5500円 美容鍼3600円
住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666