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パーキンソン病と鍼灸治療

2020-02-18

パーキンソン病とは?

パーキンソン病は、中脳黒質のドーパミンの有神経細胞が変性・脱落する(神経細胞が死んでしまう)ことにより線条体のドーパミン濃度が低下し、4大運動症状(振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害)を中心とした特有の症状が出現する疾患です。

 

パーキンソン病の病態

人の中脳黒質には約20万個のドーパミンの有神経細胞があると言われていますが、加齢とともに徐々に減少していきます。さらに神経細胞の減少に伴って投射先である線条体のドーパミン濃度が低下します。この中脳黒質にあるドーパミンの有神経細胞数、線条体ドーパミン量が約20%以下にまで低下するとパーキンソン病を発症します。これらは生理的に20歳代から非常にゆっくりと低下し、正常老化では100歳~120歳で20%以下になるが、パーキンソン病では、遺伝的素因、環境要因などの多くの要因が重なって、30歳代、40歳代から比較的急速に低下し、50~60歳代で20%以下になる為、その年代でパーキンソン病になってしまいます。

この様にパーキンソン病に至る病態としては、ドーパミンの有神経細胞の変性・脱落がその根本であることが判明していますが、神経細胞の死がどのような原因・機序で起こってくるかはまだ完全にはわかっていません。

 

パーキンソン病の特徴

パーキンソン病は特徴的な症状が現れます。

1.顔の表情が乏しく顔の動きが少なくなってきます。(仮面様顔貌)

2.姿勢が前傾前屈になり、それに加えて肘、膝などの関節が屈曲してくる。

3.歩き始めときに足の歩幅が狭くなり突進していく。(小刻み歩行、すくみ足)

歩行のとき、下肢の動きをみるのは重要ですが、同時に腕の振りにも特徴的な症状が出てきます。パーキンソン病の初期症状は必ず左右差がある為、どちらかの腕の振りが小さくなります。

4.安静時のときに起こる安静時振戦

5.動作が遅くなる(無動)

 

パーキンソン病の無動チェック

・寝返り、寝起きに以前より時間がかかる。

・服の着替えをするのに以前より時間がかかる。

・ボタンをとめたり、靴の紐を結んだりするのが下手になった。

・歩き始めがスムーズに行かなくなった。

パーキンソン病の症状に気がつかない患者が多いため、周りの方たちが上記の異変に気づいたらまずは疑いを持ってください。

 

鍼灸治療

パーキンソン病は、脳内のドーパミンが低下することにより症状が出てくる為、脳内の血中ドーパミン濃度を増やすように鍼灸治療していきます。ハリプラス鍼灸院のパーキンソン病の鍼灸治療は頭皮から腰まで鍼をしていきます。頭皮に鍼をしていくのは、パーキンソン病の患者の改善例が多かったためにやっていきます。あとは全身の血液循環をよくし、自律神経を整えることにより症状の進行を遅らしていき日常生活を快適に過ごせれるようしていきたいと思っております。ハリプラス鍼灸院では、鍼灸治療以外にも取り組んでもらいたいことがあるので当院に治療しにきた方々にアドバイスをできればと思っております。

 

 

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住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666

膝痛(変形性膝関節症)の鍼灸治療

2020-02-15

すべては二足歩行から膝痛は始まった

人が二足歩行を始めたことにより、膝関節には過大な負荷がかかるようになった。

 

膝に負担がかかり過ぎ

人が社会生活を営み、スポーツを楽しみことによって膝への負担はさらに大きくなった膝は二本足生活での大きな可動域と負荷に耐える為に、膝関節の周囲筋は非常に発達し、複雑な構造になっていきました。人の下肢の筋肉、特に膝を伸ばす役割の大腿四頭筋の発達は特徴的である。しかし筋肉が発達したからと言っても膝に負担がかかることには変わりはない。日本国人の6人に1人は関節の痛みを持っていると言われ、なかでも膝関節の痛みは最も頻度が高いと言われています。膝痛は加齢とともに増加し、50歳以上では半数が経験しているという報告もあります。

 

膝痛(変形性膝関節症)発生のメカニズム

軟骨のすり減りが原因で起こる関節炎は、関節内疼痛が刺激となって関節全体の膝痛を引き起こします。このような関節炎が繰り返し起これば、関節軟骨のすり減りが急速に進みます。それでは、なぜ軟骨がすり減るのか。関節症の素因としてあげられるのは、女性であること、家族素因などの遺伝的背景が認められます。そのような背景をもっている人が、重労働や激しい運動を行うと関節軟骨のすり減りが早いです。また肥満は過重負荷を基本的に増大させる為、軟骨すり減りの危険因子です。軟骨すり減りによって起こる関節炎が、関節周囲の線維化の原因となり、さらに膝痛(変形性膝関節症)を悪化させていきます。

 

軟骨をすり減らす危険因子

1.高齢者 2.女性 3.家族素因の遺伝的背景 4.重労働や激しいスポーツ

5.肥満 6.内反変形 7.膝外傷 

 

膝痛(変形性膝関節症)の症状

・膝の痛みと関節可動域制限

・最初は立ち上がりや歩き始めに痛みを感じるほどだが、進行するにつれ持続性の強い痛みとなる

・炎症を起こすと関節の腫脹がみられる

・骨の変形が進むと関節の変形や内反膝(O脚)が目立ち、歩行困難になる。

 

膝痛の鍼灸治療

膝痛(変形性膝関節症)は、膝関節の安定性が失われていくことにより、筋肉に負担がかかり色々なところに痛みを生じます。関節の変形を鍼灸治療で治すことはできませんが痛みを取ることはできます。膝関節の安定性を守るために筋肉が硬くなっていき、圧痛点が出てきます。この圧痛点は、人によって様々な場所に出る為、的確な位置で鍼灸治療を行わないと痛みは取れていきません。筋肉の圧痛点をなくしていくことにより、膝関節の安定性が戻っていき炎症が抑えられていきます。膝痛の場合は、慢性的な痛みとの戦いなので、ずっと通っていくしか痛みを抑えららません。

 

 

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美容鍼で赤ちゃん肌へ!!

2020-02-14

お顔の肌は何歳からでも若返ります。肌の老化現象は30代から始まりますが、しっかりと治療をしていけば肌の細胞は若々しくなり、何歳になろうが、若く見られます。手遅れにならない為にも、早めに美容鍼を行いましょう。

紫外線や加齢によってなぜ、老化してしまうのか?

なぜ、肌は老化してしまうのでしょうか?その原因は活性酸素です。活性酸素が多く生み出されると、肌の細胞が傷つき老化を招いてしまいます。活性酸素は様々なことにより生み出されます。例えば、紫外線やストレス、喫煙、激しい運動などにより活性酸素が発症します。活性酸素を除去するためには、抗酸化物質を身体の中で増やす必要があります。抗酸化作用がある栄養素は、ビタミンC、ビタミンE、ミネラル、ポリフェノールなどですが、糖質を摂取してしまっていては効果はないので気をつけてください。

 

化粧水や乳液などでは肌は若返りません

肌を綺麗に保つために、化粧水・乳液・美容液・クリームなどを使用している人は多くいますが、化粧品が届くのは肌の表皮までで、本当にケアをしたい真皮層までは届かないのです。美容鍼では、真皮層まで直接アプローチでき、肌を活性化させられます。

 

紫外線によるメラニンの増加がシミの原因

シミの種類は様々あります。女性ホルモンが原因と言われる肝斑、遺伝性で幼少期からみられるそばかす、シミで一番多い老人性色素班、老人性イボの脂漏性角化症、炎症(ニキビ、虫刺され、やけどなど)で沈着した炎症後色素沈着などがあげられます。

では、なぜ紫外線が原因でシミになっていくのか。肌のバリア機能を担っている表皮は、上から角質層、顆粒層、有棘層、基底層となっており、一番下の基底層はメラノサイトからなっております。紫外線を浴びると、このメラノサイトでメラニン色素が生成され、メラニン色素が紫外線から肌を守ってくれて、その後、表皮が剥がれ落ちて垢になります。しかし、約28日周期で新しい肌に生まれ変わる、肌のターンオーバーが加齢、ストレス、喫煙、疲れなどによって遅くなってくると、メラニン色素が排出されなくなり、蓄積していきシミになるのです。

 

美容鍼が肌の若返りを促進しシミを予防

シミ予防をする為に最近、お医者さんからも美容鍼がおすすめされています。肌の生まれ変わりがスムーズに行えなくなることにより、メラニン色素が蓄積し、シミの原因になることを前の文章でお伝えしました。では、どうすれば肌の生まれ変わりがスムーズに行えるようになるのか。それは、美容鍼です!!顔に鍼をすることで、血行を改善し、肌の新陳代謝が上がることにより、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が早くなるのです。肌の生まれ変わりは、28日間で行えることが理想のサイクルと言われております。しかし、40代になると平均で75日間かかるので、シミやしわが出来やすくなります。年齢とともに細胞が増える力と角質を剥がす力が低下し、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)に時間がかかります。なので、年齢を重ねても若い肌でいたい方は、美容鍼をして肌の生まれ変わり(ターンオーバー)のサイクルを早くしていかなくてはいけません。

 

 

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めまいや立ちくらみは鍼灸治療で改善

2020-02-13

めまいや立ちくらみはデスクワーク、長時間の運転などが原因で起きていることはご存じですか?めまいや立ちくらみは脳に血液が送りにくくなることによって起きていることがあります。

めまいとは

めまいとは、自分ないしないしは周囲のものが動いてないのに動いてるように感じる錯覚または異常感覚で、空間認識の破綻した状態です。

 

めまいの原因には前庭と中枢があります

めまいの原因には様々なものがあります。大きく分けると、末梢前庭性めまい・中枢前庭性めまい・非前庭性めまいがあります。

1.末梢前庭性めまい:蝸牛や三半規管を中心とする内耳の障害によって出現するものです。

2.中枢前庭性めまい:脳幹や小脳を中心とする中枢性の障害によって引き起こされます。

3.非前庭性めまい:視性、体性感覚、全身疾患、心因的なものによるめまいです。

 

めまいは回転性とふらつきで大別できます

めまいの症状としては、ぐるぐるする・ふわふわする・ぐらぐらする・意識が遠のくなど様々な感覚がありますが、これらは全て個人の感覚であり、これだけではめまいと診断することは難しいです。しかし大まかには判断できます。ぐるぐる回るめまいの多くは、末梢前庭性めまいで、ふらふらするやぐらぐらするめまいは中枢前庭性めまいと考えることができます。

・末梢前庭性めまい:内耳障害が問題で起きますが、人間には左右に内耳があり、片側が障害されると急激に左右の内耳間のバランスが崩れ、激しいぐるぐると回るめまいが起きると考えられています。

・中枢前庭性めまい:原因となる脳幹、小脳が身体の中心に存在する為、ふらふら・ぐらぐらと言った比較的落ち着いためまいとなる事が多いと考えられています。

 

鍼灸では脳底動脈循環不全のめまいが効果的

椎骨脳底動脈不全症は、一過性の脳虚血発作のひとつです。椎骨脳底動脈は、左右の椎骨動脈が頭部で一本となり、脳底動脈となります。椎骨脳底動脈は、脳幹や小脳に栄養を送る動脈なのでこの動脈の循環障害が起きるとめまいが現れます。脳底動脈の循環を悪くする要因が4つあります。

1.血液事態に問題があり、そのために循環が悪化するもの。これは、血液がドロドロの状態であり、高脂血症によって血液成分内の脂質が上昇した状態、脱水などによる血液の濃度状態などが考えられます。

2.血管事態に問題がある。脳底動脈の走行は、人によって非常に個人差があると言われておりますが、血管の蛇行や屈曲、狭窄など血管事態の問題が血液の循環を悪くさせます。

3.血管に対する圧迫が問題となる。椎骨動脈は頸椎内を走行するため、頸椎の変形などの骨の変化によって循環が悪化します。

4.筋肉が硬くなることが問題となる。首の筋肉が硬くなることによって、頸椎が前傾(ストレートネック)となり椎骨動脈の循環障害が起きめまいが現れます。

 

めまいに対しての鍼灸治療

鍼灸治療では、椎骨動脈の循環障害を良くしていき改善します。首の筋肉が硬くなることにより、頸椎が前傾(ストレートネック)となり椎骨動脈の循環が悪くなります。鍼灸治療は、硬くなっている筋肉に対して直接刺激ができるので、早く筋肉がほぐれ首の姿勢が改善され、血液の流れがよくなりめまいが改善されていきます。

 

 

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メニエール病と鍼灸治療

2020-02-12

メニエール病とは

耳の中に内リンパ水腫ができることによりめまい、難聴、耳鳴りの症状が現れることをメニエール病と言います。内リンパ水腫の原因として前庭水管・内リンパ嚢の形態や機能の異常説、自律神経系障害説、塩分・水分代謝障害説、ストレス説、アレルギー説などがありますが、なぜ内リンパ水腫になるかは分かってはおりません。

 

メニエール病の特徴

激しい回転性めまい・難聴・耳鳴りが3大症状とされています。特徴的なのは、出現と消失の経過です。ばらばらに出現されるのではなく、まず耳石器の障害としてふらふらした症状が始まり、その後まもなく半規管の障害として回転性めまいと難聴・耳鳴りが同時に出現します。持続時間は30分から数時間で回転性めまいと難聴・耳鳴りはほぼ同時に消失する特徴的な症状があります。

 

メニエール病の症状

1.回転性のめまい:自分自身か周りのもの、またはその両方がぐるぐると回転している感覚になる事を言います。めまいを伴うのと同時に吐き気や嘔吐の症状も現れてきます。

2.耳鳴り・難聴:メニエール病の発症した耳側の閉塞感や圧迫感を生じ、徐々に耳鳴りが起こります。初期のうちは、耳鳴りは低音性のものが多く、このときには難聴も低音部で起きています。めまいの発作を繰り返しているうちに難聴が進行し、全音域で聞こえが悪くなるのと、耳鳴りの種類も変わってきます。

3.吐き気や嘔吐:めまいが起きることにより自律神経の働きが悪くなり、吐き気や嘔吐の症状が出てきます。

 

利尿剤が有効とされている

症状改善として病院では利尿剤が有効とされて処方されます。利尿剤では体の水分を抜くことにより水腫が改善され症状が軽減されると言われております。鍼灸治療は耳周りの水の流れを良くし改善していきます。

 

鍼灸治療の効果

耳周りと頚肩部の鍼灸治療を行うことにより耳の水分代謝(血流)を良くしていき溜まっている水腫を改善していきます。耳に水腫をできにくくする為に全身の血液がうまく巡るように鍼灸治療を行わなければいけません。メニエール病のめまいは、自律神経を整えることで症状が緩和できるので、自律神経も整えていきます。東洋医学では、手足のツボを使うことにより腎臓の働きを良くしつつ全身の血液の巡りも良くなるように鍼灸治療を行います。

 

 

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頭痛と鍼灸治療

2019-12-19

頭痛の代表的な症状の緊張型頭痛と片頭痛を分かりやすく説明していきます。

緊張型頭痛とは

身体的ストレスや精神的ストレスにより筋肉や神経が刺激されることにより症状が現れます。身体的ストレスではパソコン作業、家事、同じ姿勢での作業などで筋肉が硬くなることにより現れます。精神的ストレスでは仕事のプレッシャーや人間関係などにより神経が刺激され症状が現れます。

 

原因

一番の問題は首、肩、背中の姿勢が悪いことです。首が前に出て肩が上がり丸くなって背中が猫背になっている事が良くありません。姿勢を良くしようと意識しても長時間はきつくて続けることはできないです。これは筋肉が正しい姿勢を記憶できていないのと、硬くなっていて筋肉の動きが出せず正しい姿勢を取れないからです。まずは硬くなっている筋肉をほぐしていき正しい姿勢ができるようにならないことには改善はしていきません。

 

緊張型頭痛の症状

緊張型頭痛は、重い感じや鈍い痛みが特徴的です。頭痛の出始めは我慢できる痛みですが、長時間や数日頭痛が続くと精神的ストレスとなり我慢できなくなってきます。緊張型頭痛は筋肉の緊張によって起きる頭痛なので首や肩周りのコリを取ることにより和らいできます。

 

鍼灸治療の効果

身体的ストレスによる筋肉の硬さ(首・肩こり)などをほぐしていき正しい姿勢ができるようにすると、ともに血流を良くし頭まで栄養を送り頭部の筋肉の筋緊張も取っていきます。緊張型頭痛の方はすぐに悪い姿勢に戻る方が多く時間が経てばまた症状が現れるので定期的に治療をするかストレッチなどをして予防することが大事です。

 

 

片頭痛とは

神経などが過敏に働き血管が拡張することにより炎症が起き症状が現れます。ストレスにより症状が現れるケースが多く症状が酷い場合には吐き気、嘔吐などを伴います。片頭痛はなんとなく症状が出そうという予兆があったりするのでこの時に鍼灸治療を行い症状が酷くならないように予防をするといいと思います。

 

片頭痛の症状

片頭痛は、頭部の片側か両側にズキズキと脈打つように痛む頭痛です。いつ起きるかわからない頭痛で、月に1~4回起きると言われております。いったん頭痛が起き始めると仕事が手につかない、寝込んでしまうなどの症状になります。片頭痛が酷くなると吐き気や嘔吐を伴うことが多くなり、光や音に対して敏感になるといった症状も現れます。片頭痛は、ストレスが溜まってくると症状が起きやすくなる為、定期的に鍼灸治療を行いストレスを減らす必要があります。

 

自律神経を整えよう

片頭痛は神経の問題が大きいので自律神経を整えることが大事になってきます。体の自律神経は交感神経と副交感神経によりストレスや筋肉の緊張などを調節しています。自律神経が乱れると神経が過敏になり片頭痛の症状が出てきやすくなります。ストレスのかかっている筋肉などを良くしていくことにより自律神経が整い片頭痛は出にくくなります。

 

鍼灸治療の効果

お体のストレスにより自律神経が乱れるのでストレスのかかっている筋肉をほぐしていくことにより自律神経を整え神経過敏を改善し症状を緩和していきます。自律神経は仕事、人間関係のストレスによりすぐに乱れるので休めるときはしっかりと休みストレスを溜めないことを意識しましょう。

 

 

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名古屋の若返り美容鍼

2019-12-18

美容鍼~若返りの秘訣~

年齢とともにお肌の新陳代謝が下がり様々な問題が増えてくると思います。特にお顔は皆様から見られる所であり一番気を付けないといけないところです。いつものスキンケアだけでは少しずつ間に合わなくなっていきます。なぜかと言うとお顔の筋肉が硬くなり血液の流れが悪くなることによりお顔にうまく栄養が行かないことが問題となってきます。筋肉が硬くなるとシワやたるみの原因になり、血流が悪くなるとシミやくすみの原因になります

 

美容鍼の美肌効果

1. リフトアップ効果
お顔には小さい筋肉がたくさんあり、お顔を引き上げてくれる筋肉もあれば、引き下げる筋肉もあります。この2つのバランスが均等に取れていることによりお顔が綺麗に見えるのです。年齢とともに引き上げる筋肉が縮んで行くことでお顔がたるんできます。美容鍼で縮んでいる筋肉をアプローチする事で縮んでいる筋肉が伸びリフトアップしていきます。

2. お肌の若返り
シミ、くすみの原因はお肌の血流が悪くなることで新陳代謝が低下し出てきます。お肌は常に新しく生まれ変わろうとしているのに新陳代謝が低下することにより新しく生まれ変わることが遅くなり、シミやくすみなどが出てきやすい環境を作っているのです。美容鍼をすることにより血流が良くなり、お肌が新しく生まれ変わることが早くなっていきお肌が少しずつ綺麗になっていきます。

3. 目元美人
お体が疲れてくると目元にクマが出てきます。クマが出ることによりお顔全体がくすんで見えるので良くありません。美容鍼で目の周りを刺激することにより血流が良くなりクマが少しずつ薄くなっていきます。薄くなることによりお顔が全体的に明るく見え、綺麗に見えます。

 

美容鍼で肌の生まれ変わり(ターンオーバー)

肌は常に新しく生まれ変わっています。この新しく生まれ変わる肌の働きが年齢とともに遅くなってくるのです。肌の生まれ変わりは28日で行われることが理想とされています。しかし50代では平均75日となり、理想の3倍近く遅くなります。美容鍼で肌の生まれ変わりを早くしていくことにより若々しい肌が取り戻されていくので美容鍼はおすすめです。

 

美容鍼~効果~

当院ではお顔の状態をしっかりと把握し一人一人に合わせたオーダーメイドの美容鍼を行うことにより効果を高めております。触診を行いながら硬くなっている筋肉を的確に治療していくことにより筋肉がほぐれ、血流が改善しお顔のハリ、シワ、たるみ、シミ、くすみなどが改善していきます。

 

 

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うつ症状と鍼灸治療

2019-12-18

当院では精神的なうつ症状とは違い、お体の疲れや重だるさなどのことを疲労性うつ症状と言っております。
疲労性うつ症状とは年齢や仕事などによる疲労の抜けにくさを言っております。

なぜ疲労が抜けないか

疲労が抜けない原因は副腎の機能が低下することです。副腎の疲労度はストレスの大きさにより大きく左右されます。例えば、仕事へのプレッシャーや不満、人間関係、育児、介護、睡眠不足、運動不足などがあります。こうしたストレスの積み重ねにより副腎の機能が低下し疲れによる原因不明な症状が現れてきます。副腎の疲労による機能低下は現代医学では今のところ何も対応できません。東洋医学は体の身体内部から根本的に治すことを目的に行っており副腎の疲労による機能低下にアプローチすることができます。

 

副腎疲労になりやすいタイプ

1.真面目な人
2.頑張り屋
3.完璧主義者
4.感情をうまく表現できない人
この4つは副腎疲労になりやすいタイプです。

 

疲れの誤魔化し方を間違えている

人はもうひと頑張りと思いエナジードリンクやコーヒーで誤魔化し頑張ろうとすることがあります。この2つに共通しているものはカフェインです。カフェインを取ることにより体の中でホルモンの働きがおかしくなり副腎疲労の原因になるのです。

 

副腎疲労回復の食生活

・白い食べ物をできるだけ控える

・たんぱく質と野菜をたくさん摂取する

・小麦と牛乳を減らす

・遺伝子組み換え食品やトランス脂肪酸に気をつける

・カフェインやアルコールを減らす

・ビタミンB群を多めに摂取する

上記に書いてあることを気をつけるだけで身体に疲労が溜まりにくくなるので、実践しましょう。

 

鍼灸治療の効果

副腎機能が低下していることと自律神経機能が低下することにより副腎疲労が起きるので鍼灸治療でこの2つを改善させていきます。副腎機能の低下には身体内部の内臓の機能を体の自然治癒力を高めることにより正常に内臓の働を取り戻し症状が改善していきます。自律神経機能低下には体表面に現れるストレス(筋緊張)を取っていくことにより自律神経機能が改善していきます。この2つを調節することで副腎疲労が改善していきます。しかし副腎疲労はすぐに回復することはないです。長年のストレスにより副腎が疲労しているものなので根本的に治療し身体内部を少しずつ良くしていくことにより症状が改善していきます。

 

 

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白内障と鍼灸治療

2019-12-17

白内障とは

正常な水晶体は透明で光を良く通します。様々な原因で水晶体の蛋白が変性し濁ってくることで白内障となります。水晶体が濁ると光がうまく通せなくなり光が乱反射して網膜に鮮明な映像が映せなくなり視力低下、かすみ、まぶしさなどの視力障害が起きます。

 

白内障を軽くみてはいけないです!!

白内障は人間の眼の中の水晶体の老化現象ですが、水晶体の寿命は個人差があり65~70年ぐらいです。なので誰しも高齢者になれば必ず白内障にかかります。白内障は眼科の手術で治りますが、世界では白内障が失明の圧倒的第一位の原因です。さらに白内障をほかっておくと水晶体が年々大きくなるために、眼の中の水が流れる隅角という隙間が狭くなります。水の流れが悪くなることで眼圧が上がり緑内障になります。緑内障は白内障と非常に関係が深いです。白内障をほかっておくと緑内障を引き起こすので、白内障の治療は早めに行った方がいいです。

 

白内障の症状

・かすんで見える

・まぶしくなる

・暗くなると見えにくくなる

・一時的に近くが見えやすくなる

・二重三重に見える

 

分類

白内障は先天性と後天性のものがあります。
先天性は、風疹による子宮内感染、ダウン症候群、ターナー症候群などです。
後天性は、老人性、外傷性、内分泌異常性、薬物性などです。

1.老人性白内障

白内障のなかで最も多いのが老人性白内障で、加齢に伴って起こる水晶体の混濁です。発症年齢には個人差はありますが50歳以上で起きるとされています。60歳代で60~70%、70歳以上で80~90%、85歳以上で100%の人に混濁が認めれれると報告されています。老人性白内障の原因は加齢のみではないと言われていますが、それ以外の因子はいまだに解明されていません。混濁した水晶体は基本的には透明にならないので、進行を遅らせるしか方法がありません。

2.糖尿病白内障

糖尿病の眼合併症として白内障を生じることがあります。

3.ステロイド白内障

ステロイド薬の長期にわたる投与で、両眼性の後嚢下混濁を生じます。

 

鍼灸治療の効果

眼房水が水晶体に栄養を送っています。眼房水の流れを良くしていくことによりうまく栄養が水晶体に送られ環境が整っていきます。鍼灸治療では目の周りの血流を増加して眼房水が水晶体をうまく栄養できるような環境を作っていき症状の進行を遅らせていきます。

 

 

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緑内障と鍼灸治療

2019-12-17

緑内障とは

何かしらの原因で眼と脳の間の視神経が障害され、視野や視力に異常が起き症状が現れます。

 

原因

眼の中の血液の代わりに房水といわれる液体が流れており、栄養などを運んでいます。
眼は房水の圧力によって球形が保たれておりこれを眼圧と言います。
房水は毛様体で作られ、85パーセントはシュレム管から15パーセントはぶどう膜強膜流出路を通って眼外に流出すると言われていますが、何らかの原因で房水の産生と排出がアンバランスになり眼圧が上昇します。
緑内障で起こる視神経の異常は高眼圧の圧力により視神経が萎縮されると推測されています。また、眼圧が正常でも視神経がその圧力に耐えられない場合に視神経に異常が出るとされています。

 

緑内障の症状

緑内障の症状には、急性緑内障発作と言われるほど急激に眼圧が上昇し、眼痛や頭痛、吐き気などの激しい症状を起こすものと、ほとんど症状がないまま病気が進行するもの(慢性緑内障)があります。急性緑内障では、発症後時間が経つほど治りにくいので、迅速に眼圧を下げる治療を行わないといけません。慢性緑内障では、痛みや充血などの症状はほとんどないまま症状が進行し、視力低下も病気がかなり進行しないと現れません。慢性緑内障は自覚症状があまりない為、治療の開始が遅れることが多いです。

 

緑内障の3タイプ

1.原発開放隅角緑内障

眼圧上昇の原因は線維柱帯かシュレム管の間の抵抗が異常に高くなり、房水の流出が妨げられる為となっております。初期症状は自覚症状がないことが多いが、頭痛や肩こりの慢性症状を訴える人に起きていることもあります。慢性に進行し治療をしないで放置していると視野欠損、視力低下を自覚していきます。長い時間放置していると失明するので気を付けてください。

2.正常眼圧緑内障

眼圧が正常範囲である以外は原発開放隅角緑内障と同じタイプの緑内障です。現在日本で最も多いタイプの緑内障で、40歳以上の約3.6%にみられると推測されております。

3.原発閉塞隅角緑内障

隅角が閉塞して線維柱帯を塞ぎ房水の流れを妨げ、眼圧が上昇する緑内障です。急性に起こると緑内障発作が起こり頭痛、眼痛、充血などを訴えます。もともと隅角が狭いことが多く、うつむき、暗い場所、気温などが誘因になります。

 

鍼灸治療の効果

緑内障では房水の産生と排出が正常に働かないことで症状が現れるため、ここを改善していかなくてはいけません。鍼灸治療では目の周りの血流を良くしていくことにより房水の排出を助け眼圧を下げる働きを良くしていき改善していきます。目の中の環境が良くない為、すぐに改善することはありません。時間をかけて目の中の環境を良くすることにより視野欠損や視力低下を予防できるので根気よく鍼灸治療を行ってください。放置すると失明になる可能性があるので早めに治療を行いましょう。

 

 

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<料金> 
一般鍼灸治療3500円 
特別鍼灸治療5500円 美容鍼3600円
住所:愛知県名古屋市千種区姫池通1-7 ラフォーレ姫池1階
電話番号:052-753-6666

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