肩こりとは

首や肩周りの筋肉が緊張することにより症状が出てきます。デスクワークやスマートフォンなどで前かがみになり症状が悪化していきます。しかしなぜ肩こりの症状が出るのかは今の医学でも分からない難し慢性症状です。

肩こりに隠れる危険な病気

肩こりは慢性的な症状ですが治療しないで放置しておくと色々な症状を引き起こします。代表的な症状は、五十肩(肩関節周囲炎)です。五十肩は肩こりから始まり徐々に違和感が出てきて痛みに変わっていきます。一度炎症症状が出てしまうと痛みの緩和まで長い時間かかります。五十肩にならない為には肩周りの筋緊張を日頃から緩めていかないといけないです。

前かがみになっていませんか?

肩こりは肩の問題よりも首が前に出ていることの方が問題です。人間の頭は想像以上に重たいです。人にもよりますが4.5~8キロぐらいあると言われています。首が前に出てくると頭の重さを支えようと首や肩の筋肉が頑張って緊張し姿勢を維持してくれます。維持してる時間が長くなれば長くなるほど筋肉が疲労していき肩こりの症状が出てくるのです。慢性的な肩こりがある方は姿勢を正したり、マッサージしたりして肩の疲労を溜めないようにしましょう。

肩周りのストレッチ

  • 大胸筋

肢位:立位

方法:肩関節の外転外旋、前腕回内位で手掌から前腕部を壁面に固定する。肘の位置を保持してまま、頚部および身体を回旋させる。

  • 広背筋、大円筋

肢位:立位

方法:伸展側を上にして手を組み、上肢を挙上する。体幹を非伸展側に側屈と軽度屈曲する。

  • 三角筋(中部線維)

肢位:立位もしくは座位

方法:非伸展側の上肢で伸展側の肘関節部を下方から支持し、肩関節の水平内転を行う。